本日、4月10日は「法政大学の創立記念日」です。東京都に本部を置く同大学は、1880年に設立した「東京法学社」を起源とし、大学令を受け1920年に発足しました。2024年4月現在は、15学部、通信教育部、大学院13研究科・1インスティテュート、専門職大学院2研究科を擁する総合大学へと発展しています。

　今回は「法政大学の創立記念日」にあわせ、「【2022年度版】法政大学『卒業生の就職先』ランキング」を紹介します。

　法政大学が公開している2022年度卒業生の「上位就職先」を基にして、人気の就職先をランキング化。果たして、法政大学の学生にはどの企業が人気なのでしょうか。ランキングを見ていきましょう！

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（出典：法政大学「卒業者の上位就職先」）

【法政大学】「卒業生の就職先」ランキング

第5位：キーエンス（21人）

　第5位は「キーエンス」で、就職した学生は21人でした。

　大阪府大阪市東淀川区に本社を構える、1974年に設立されたファクトリー・オートメーション（FA）の総合メーカー。付加価値の創造を重視していて、今までになかった商品を開発・提供し、課題を解決することと、新しい価値を生み出し続けることにこだわり続けています。潜在的なニーズを捉え、革新的な商品を生み出していて、新製品の約70％が世界初・業界初。現在では世界46カ国・240拠点で事業を展開し、約30万社のものづくりに貢献しています。

　キーエンスでは、互いの人間性を尊重し、働きがいのある職場作りをしつつ、企業の付加価値向上に貢献する社員の育成に注力。OJTを育成の基礎とし、パーソナルコーチ制度やメンター制度でフォローを行っています。積極的に仕事を任せてもらえるほか、キャリア別教育や実務スキル研修・新任責任者研修などの研修制度も充実。語学レッスンや通信教育などに対する補助もあるため、成長につながる環境が整備されています。

第3位：リクルート（23人）

　第3位は、就職した学生23人で2つの就職先が並びました。まずは「リクルート」です。

　東京都千代田区に本社を構える企業です。新卒・中途採用サービスをはじめ就職・採用・労務支援のほか、教育支援や旅行・飲食・美容などの情報提供、HRエージェントなど幅広い事業領域でサービスを展開。新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指しています。

　リクルートでは、ダイバーシティ（多様性）・エクイティ（公平性）・インクルージョン（包摂性）を推進し、キャリアや成長につながる「働きがい」と、自分らしい働き方を選択できる「働きやすさ」の両方に注力。自律的に自身のキャリアを深める「キャリア申告制度」や、組織全体で人を育てる「人材開発委員会」、自分で手をあげて異動する「キャリアウェブ制度」など独自の制度を採用しています。また、育児や介護に専念しやすい時短勤務はもちろん、独自の休暇制度を採用するなど、福利厚生が充実しているところも魅力です。

第3位：東京国税局（23人）

　「東京国税局」も第3位にランクイン。

　国税局では税務署の事務を指導・監督しつつ、大規模な法人や大口滞納者・大口脱税者の賦課・徴収、また税務相談などの納税者サービスも行います。採用されると税務大学校で研修を受講し、研修終了後に採用された国税局の管内へ配属されます。

　強い正義感と精神力、バイタリティーなどが求められる職ではあるものの、国家公務員であるため、安定した収入を得られるところや福利厚生が充実しているところも魅力です。

第2位：楽天グループ（26人）

　第2位は「楽天グループ」で、就職した学生は26人でした。

　東京都世田谷区に本社を構える1997年創業の企業。インターネット関連サービスを中心に、幅広い事業領域を持っています。インターネット・ショッピングモール「楽天市場」から始まり、現在は銀行・証券・保険・携帯キャリア事業など、多岐にわたる分野で70以上の事業・サービスを展開。世界中に約17億人のユーザーを持つ、グローバルな企業グループに成長しています。

　楽天グループでは、国内外のグループ社員間の円滑な情報共有や、一体感を持った競争力のある組織にしていくことを目的に、社内公用語の英語化を実施。5年後の2015年には、TOEIC平均スコア800点をクリアするなど多大な成果をあげています。また、新規事業インキュベーション・プログラム「R-Pitch」のほか、ユニークな社内イベントや、自由度の高いクラブ活動制度など独自の取り組みを実施。出産・育児・介護などのライフイベントに合わせた制度・サポートや、カフェテリアのあるオフィスでは食事を基本無料とするなど、福利厚生も充実しています。

第1位：富士通（28人）

　第1位は「富士通」で、就職した学生は28人でした。

　東京都港区に本社を構える、1935年に設立された日本のIT企業。「サービス」「ハードウェア」「ユビキタス」「デバイス」の各ソリューションに加え、ビジネスを支える技術領域での研究開発も行うなど、幅広い事業領域を持っています。ITサービスでは国内トップシェアを誇り、グローバルでも上位を占めるなど、世界の各地域で事業を展開しています。

　富士通では、これからの未来の働き方「Work Life Shift」を導入。テレワークを基本としたフレキシブルな働き方や男性育児率100％宣言、生活に合わせた働き方ができる時短勤務や休職制度も整備されているため、自分らしい働き方ができるところも魅力です。そのほか、キャリアアップにつながる学びや資格取得の支援をはじめ、社内有志活動や副業など、仕事以外でのチャレンジを支援しているところもポイントです。

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