2021年6月10日、薬用養命酒や医薬品などを製造・販売している養命酒製造が、「若者世代とリタイア世代のコロナ疲れ」というテーマで行ったインターネット調査の結果を発表しました。

　今回はその中から、20歳～34歳の男女が選んだ「オンライン授業が不向きなドラマの先生キャラ」のアンケート結果を見てみましょう。

（出典元：養命酒製造）

第3位：山口久美子（ごくせん）

　第3位は「ごくせん」の“ヤンクミ”こと山口久美子でした。演じたのは仲間由紀恵さん。数学を担当する新人教師ですが、任侠集団・大江戸一家の組長の孫娘という顔も持っています。

　やんちゃな生徒たちに厳しい態度を取ることもありますが、彼らを守るためならどんな危険もいとわない、生徒思いの先生でもあります。今回のアンケートでは、オンライン授業ではそんな彼女の熱さが伝わらないと思った人が多かったのかもしれません。

第2位：坂本金八（3年B組金八先生）

　第2位は「3年B組金八先生」の坂本金八でした。「3年B組金八先生」は、1979年から2011年までの32年間にわたって複数のシリーズが放送された人気ドラマで、金八先生を演じたのは武田鉄矢さん。

　金八先生は中学校で国語を教える熱血教師で、道徳に反する言動をなによりも許せない正義漢でもあります。そのため過ちを犯した生徒に厳しく接することもありますが、そこに秘められた生徒に対する熱い思いから、生徒や保護者からは信頼されています。そんな金八先生には、オンラインではなくリアルで教わりたいという人も、たくさんいそうですね。

第1位：鬼塚英吉（GTO）

　そして第1位は「GTO」の鬼塚英吉でした。「GTO」は同名の漫画を原作とするテレビドラマで、今回は1998年に放送されたドラマで反町隆史さんが演じた鬼塚がランクインしました。

　鬼塚はかつて神奈川の暴走族2000人を1人で率いていた伝説を持つ異色の高校教師で、生徒や同僚教師たちとの対立を超えて、少しずつ信頼関係を深めていきます。生徒の悩みや不安に正面から向き合う姿に感動した人も多いのでは？　今回のアンケートでは、そんな鬼塚の教師としてのスタイルは、リアルでこそ生きると思った人が多かったのかもしれません。

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