「日本の病院」ランキングTOP30! 1位は「東京大学医学部附属病院」【2021年版】

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 アメリカの国際ニュース週刊誌「Newsweek」が、世界の良い病院ランキング(WORLD’S Best Hospitals 2021)を公開しています。これは医療専門家による推薦と患者満足度、病院機能評価(KPI)の3項目から世界の病院を評価し、ランキング化したものです。

 今回はその中から、日本の病院ランキングTOP30を紹介します。

(出典元:Newsweek

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第3位:亀田総合病院

 第3位は、千葉県鴨川市にある「亀田総合病院」です。開設は1948年。ICUやNICUを導入するなど集中治療部門の整備に努め、急性期の高度医療の提供に力を注いでいます。1995年には他の病院に先駆けて電子カルテシステムの本格運用を開始するなど、医療におけるITの活用にも積極的です。2009年には日本の病院で初めて、医療の質と安全に関する国際基準であるJCI認証を受けました。

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第2位:聖路加国際病院

 第2位は「聖路加国際病院」です。1901年に開設された歴史ある病院で、かつては日野原重明さんが院長や名誉院長を務めていました。近年は急性期医療を中心に診療する総合病院として地域に貢献しつつ、世界の先進的な医療の導入や臨床教育にも積極的です。また外国人医師による外来を設置したり、外国からの留学生・研修生を受け入れたりするなど、国際的な取り組みにも注力しています。

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第1位:東京大学医学部附属病院

 第1位は「東京大学医学部附属病院」でした。1858年に伊東玄朴らが設立した「神田お玉ヶ池種痘所」に端を発する病院で、年間約58万人の診療と約1万件の手術を行っています。

 高度な医療を提供する特定機能病院や、質の高い臨床研究に取り組む臨床研究中核病院などに認定されており、今後は高度急性期病院として地域医療に貢献しつつ、移植医療やがんの集学的治療・ゲノム医療など、高度医療・先端医療の提供と機能強化をさらに推進するという目標を掲げています。今回のランキングでは日本国内で第1位、世界でも第16位にランクインしました。

 すべてのランキングは、次のページからご覧ください。

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