ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、北海道在住の40～60代を対象に「子どもを入学させたい北海道の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　地元の40～60代から「子どもを入学させたい」と支持を集めたのは、どの公立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2023年6月16日
調査対象	北海道在住の40～60代の男女
有効回答数	221票

【地元の40～60代に聞いた】子どもを入学させたい「北海道の公立高校」ランキング

第5位：北見北斗高校

　第5位は、得票率4.5％の「北見北斗高校」でした。

　北見市に位置する北海道北見北斗高等学校は、1922年に創立された「北海道庁野付牛中学校」を前身とする道立の高等学校。「文武両道」「質実剛健」を建学の精神に、「知性高く明るい生徒」「厳しく自らを律する生徒」「健康で気力のある生徒」の育成を学校教育目標としています。

　2008年度から北海道教育委員会の「医進類型指定校」の指定を受け、医療系人材育成に取り組んでいます。普通科に加え、2022年度から理数科を設置。2期目となる「スーパーサイエンスハイスクール」の活動や、専門教科「理数」の学びなどを通し、理数分野のエキスパートを育てています。2023年度入試では、国公立大学は北海道教育大学・北海道大学、私立大学は北海道科学大学・北海学園大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しています。

第4位：札幌西高校

　第4位は、得票率6.8％の「札幌西高校」でした。

　札幌市中央区に位置する北海道札幌西高等学校は、1913年に創立された「北海道庁立第二中学校」を前身とする道立の高等学校。「自由」「自律」「叡智」「創造」を校訓に、高い知性を備え、未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力を身に付けた、国際社会で主体的・協働的に活躍できる人材の育成を目標としています。

　日本をリードする高校を目指し、創造性・独創性を備えたグローバル人材を育む教育活動を展開。2学期制を採用し、月・金は6時間、火・水・木は7時間の授業を実施しているほか、各教科で週末課題や単元テストなどを頻繁に実施しています。2年次から希望する進路に応じた選択授業を行い、3年次には文型・理型に分かれ、入試に向けた実践的な教育を展開。冬季休暇中には弁護士事務所や病院などでインターンシップを行うなど、キャリア教育に注力しているところも特徴です。2024年度入試では、国公立大学は北海道大学・小樽商科大学、私立大学は北海学園大学・北海道医療大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しています。

第3位：札幌国際情報高校

　第3位は、得票率8.1％の「札幌国際情報高校」でした。

　札幌市北区に位置する北海道札幌国際情報高等学校は、1995年に開校された道立の高等学校。「誠実」「友愛」「創造」を校訓に、世界の人々から尊敬されるグローバルシチズンとしての日本人の育成を目標としています。

　開校当時から外国語教育や国際理解教育、情報教育の充実に注力。文部科学省や北海道教育委員会から「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール」などの指定を受け、先進的な教育を展開しています。「普通科」「国際文化科」「理数工学科」「グローバルビジネス科」の4つの学科を設置し、それぞれ特徴的な教育を実施。450台を超えるコンピュータの設置や、プレゼンテーション・eラーニングに特化したエンタプライジングルームなど、設備が充実しているところも魅力。2024年度入試では、国公立大学は北海道教育大学・小樽商科大学、私立大学は北海学園大学・北海道科学大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しています。

第2位：札幌北高校

　第2位は、得票率12.2％の「札幌北高校」でした。

　札幌市北区に位置する北海道札幌北高等学校は、1902年に創立された「北海道庁立札幌高等女学校」を前身とする道立の高等学校。「寛容」「進取」「良識」の校訓を尊重し、「知性を高め、【　】、よりよい社会を創る人になる」をスクール・ミッションに掲げています。スクール・ミッションの【　】部分には、生徒自身がパーパスを立て、意識して学校生活を送ってほしいという願いが込められています。

　主体的・対話的で深い学びを実現するため、アクティブ・ラーニングを取り入れた授業を展開。また、1年次から職場訪問を行い、勤労・職業観を養うなど、充実したキャリア教育を行っているところも特徴です。2023年度入試では、国公立大学は北海道大学、私立大学は東京理科大学・中央大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しています。

第1位：札幌南高校

　第1位は、得票率20.4％の「札幌南高校」でした。

　札幌市中央区に位置する北海道札幌南高等学校は、1895年に創立された「札幌尋常中学校」を前身とする道立の高等学校。「堅忍不抜」「自主自律」の精神のもと、「高い識見と豊かな情操を養う」「健全な身体と堅忍不抜の精神を養う」「互いに人格を尊重し社会的資性を養う」を教育目標としています。

　50分授業を採用し、各学年とも教科・科目を週に31時間行うことで多くの学習時間を確保。生徒の個性を尊重し、多様な能力・適性・進路に対応できるよう工夫しています。1年次は共通科目を学び、2年次には4分の1を選択科目に、3年次には文系・理系に分かれるほか、進路希望に合わせて選択した科目を学習。2023年度入試では、国公立大学は北海道大学・札幌医科大学、私立大学は明治大学・早稲田大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しています。

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