「ラーメンをよく食べる都市」ランキングTOP30! 第1位は「山形市」(1万7593円)【2023年版】
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ラーメンをはじめとする中華そばは、ファストフードとして親しまれるとともに、地域やお店によって趣向をこらしたメニューとしても提供されています。
本記事では、総務省統計局が公表している2023年度の「家計調査」をもとに、「中華そばの年間外食費が高い都市」をランキング形式で紹介します。
調査は、都道府県庁所在地と政令指定都市を対象に、2人以上の世帯における年間の平均支出金額を算出しています。なお、本調査での中華そばとは、ラーメン・焼きそば・皿うどんを含んだものとなっています。
(出典元:総務省統計局「家計調査/家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表(2023年)」)
「中華そばの年間外食費が高い都市」ランキング
第2位:新潟市(1万5224円)
第2位は「新潟市」でした。
新潟県の北部に位置する新潟市は、古くから港町として発展し、2007年に本州日本海側初の政令指定都市となりました。市内は8つの区に分かれ、中心駅の新潟駅周辺にはオフィスビルや商業施設が立ち並びます。また、新幹線をはじめとする鉄道網に加え、高速道路や国際空港もあるなど、交通網が充実。農業や畜産業も盛んなほか、信濃川や阿賀野川をはじめ、ラムサール条約登録湿地である「佐潟」など、豊かな自然があるのも魅力です。
そんな新潟市の中華そばの年間外食費は1万5224円。全国平均の7882円を7342円上回りました。新潟県はラーメン王国としても知られ、「新潟5大ラーメン」のひとつ「新潟濃厚味噌」は新潟市発祥だそうです。また、同県は人口に対してラーメン店数が多いところも、今回の結果につながっているのではないでしょうか。
第1位:山形市(1万7593円)
第1位は「山形市」でした。
山形県の中部東に位置する山形市は、豊かな自然環境と都市機能をあわせ持つエリアです。市内には、樹氷と温泉で名高い「蔵王」や、松尾芭蕉ゆかりの「山寺」など、美しい自然が楽しめるスポットも点在。交通面では新幹線が利用できるほか、高速バスや道路網も整備されており、アクセスも良好です。また、さくらんぼやそば、芋煮など、特産物やご当地グルメも充実しています。
そんな山形市の中華そばの年間外食費は1万7593円で、全国平均を9711円上回りました。山形市は、「冷たいラーメン」の発祥地であるほか、個性豊かなラーメンが集結。そば屋や食堂でラーメンを提供することもあり、ラーメンの出前で来客をもてなす文化があるのも特徴です。また、同市では、「『ラーメンの聖地、山形市』を創る協議会」を設立するなど、ラーメンを用いた地域活性化を図っています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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