イギリスに拠点を置く航空サービスリサーチ会社・SKYTRAX（スカイトラックス）は、2024年版の世界の空港ランキング「The World’s Best Airports of 2024」を発表しました。

　今回は、その中から「スタッフ部門」のランキングをご紹介します。世界の国・地域にある空港の中で、「スタッフサービスが優れている空港」として高い評価を得たのは、どの空港だったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう。

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調査概要

（出典元：The World’s Best Airport Staff 2024 | SKYTRAX）

「スタッフサービスが優れている空港」ランキング

第2位：ミュンヘン空港（ドイツ）

　第2位は、ドイツにある「ミュンヘン空港」でした。1992年に開港した比較的新しい空港で、現在はドイツ第2のハブ空港として機能。2003年には、ターミナル2もオープンしました。

　ターミナル2は、ゲートが一直線に配置され、初めて利用する人にとっても分かりやすい作りとなっています。また、乗り継ぎに必要な最短接続時間がヨーロッパで最も短くなっているなど、使いやすい設計も魅力。さらに、ガラス屋根を用いたモダンな雰囲気のターミナルビルも特徴的です。

第1位：成田国際空港（日本）

　第1位は、日本にある「成田空港」でした。スタッフサービスが優れている空港として、2019年以来、2度目の世界一となっています。

　2023年11月には、海外99都市100路線が就航し、2024年3月には、航空旅客数が約345万人を記録。そのうち外国人は半数を上回る約180万人と、多くの外国人が利用しています。運営会社では、サービス向上のためにさまざまな取り組みを実施。そのひとつが、ユニバーサル・デザインに関わる取り組みで、障害のある人の意見を取り入れながら、「多様なお客様が安全・安心・快適に利用できる空港」を目指しています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！