ねとらぼ調査隊では、2024年4月5日から4月12日までの間、「『小田急小田原線』でかっこいいと思う駅名は？」というアンケートを実施していました。

　小田急小田原線は、東京都新宿区の新宿駅から神奈川県小田原市の小田原駅までを結ぶ路線です。さまざまな駅がある中で、どれが「かっこいいと思う」と支持を集めたのでしょうか。

　今回のアンケートでは、計480票の投票をいただきました。たくさんのご投票ありがとうございます！　それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

第2位：豪徳寺

　第2位は同率で2駅が並びました。1つ目は「豪徳寺」です。「豪徳寺駅（ごうとくじえき）」は、東京都世田谷区豪徳寺に所在。乗り入れ路線は小田急小田原線のみですが、すぐそばに山下駅があり、東急世田谷線に乗り換えできます。

　駅名は、豪徳寺駅から徒歩15分ほどの場所にある「豪徳寺」に由来。1480年に建てられた「弘徳院」を源流とするお寺で、江戸時代に彦根藩主・井伊直孝の法号「久昌院殿豪徳天英大居士」にちなみ、「豪徳寺」に改称されたそうです。「豪」や「徳」という文字にも、力強さなどを感じますよね。

第2位：経堂

　同率第2位の2つ目は、「経堂」でした。「経堂駅（きょうどうえき）」は、東京都世田谷区経堂にある駅です。東京農業大学の最寄り駅のひとつで、駅周辺には商店街と住宅街が織り交ざる活気ある街並みが広がっています。

　駅名にもなった地名の由来には諸説ありますが、江戸時代に松原土佐守弥右衛門という医師が屋敷に建てた堂にちなんだ説が有力です。お寺や宗教を連想させる「経堂」の駅名から、歴史ロマンを感じる人もいるのではないでしょうか。

第1位：新百合ヶ丘

　第1位は「新百合ヶ丘」でした。新百合ヶ丘駅は、神奈川県川崎市麻生区にある駅で、乗り入れ路線は小田急小田原線・多摩線です。駅周辺は、「日本映画大学」や「昭和音楽大学」「川崎市アートセンター」といった、大学や文化施設が集まるエリアとなっています。

　同駅の近くには「百合丘」という地名があり、県花の「ヤマユリ」にちなんで名付けられたそうです。花に由来する地名・駅名として、美しさを感じますよね。現在では自生している姿を見るのが難しいヤマユリですが、麻生区では、区内の公園や緑地でヤマユリの植栽保全活動に取り組んでいます。

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