「消滅可能性自治体の割合が高い都道府県」ランキング! 第1位は「秋田県」【2023年最新調査結果】

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 人口戦略会議は、2023(令和5)年12月に公表された「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」に基づき、人口から見た全国の地方自治体の「持続可能性」について分析を行い、その結果を公表しました。

 本記事では、調査結果を基にした「消滅可能性自治体の割合が高い都道府県」をランキング形式で紹介します。さっそくランキングを見ていきましょう!

 なお、福島県は浜通り地域の13市町村をまとめて「1つの自治体」としてカウントしています。

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(出典元:人口戦略会議「【人口戦略会議・公表資料】地方自治体『持続可能性』分析レポート」

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「消滅可能性自治体の割合が高い都道府県」ランキング

画像:写真AC
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第2位:青森県(87.5%)

画像:PIXTA

 第2位は「青森県」でした。

 東北地方の最北端に位置する青森県は、世界自然遺産の白神山地をはじめ、津軽国定公園の千畳敷などの景勝地、八甲田山や十和田湖など豊かな自然に恵まれたエリアです。温泉地としても知られるほか、三大ねぶた祭りや八戸三社大祭などの伝統的な祭りも有名。名産のリンゴを筆頭に、大間のマグロやホタテ、あおもり和牛や青森シャモロックなどのグルメも楽しめます。

 そんな青森県の消滅可能性自治体の割合は87.5%。40ある自治体のうち、35の自治体で消滅の可能性が出てきています。2014年に実施された前回の調査において、消滅可能性自治体とされていた西目屋村・田舎館村が消滅の危機から脱却できた反面、六ヶ所村・藤崎町が新たに消滅可能性自治体となっていました。

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第1位:秋田県(96.0%)

画像:PIXTA

 第1位は「秋田県」でした。

 東北地方の北西部に位置する秋田県は、雄大な山々や日本海、日本で最も深い湖「田沢湖」など、豊かな自然に恵まれたエリアです。なまはげや秋田竿燈まつりなどの伝統的な文化が多く残っているほか、きりたんぽや比内地鶏、稲庭うどんやしょっつる鍋などのご当地グルメも魅力です。

 そんな秋田県の消滅可能性自治体の割合は96.0%。25ある自治体のうち、県庁所在地である秋田市を除く24の自治体に消滅の可能性が出てきています。なお、消滅可能性自治体の割合が最も低かったのは、0%を記録した沖縄県でした。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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