「宮崎駿監督の長編映画作品」で記憶を消してもう一度観たいのは?【人気投票実施中】
アニメ制作会社・スタジオジブリの設立に携わり、アニメーション業界に多大な影響を与え続けている宮崎駿監督。ファンタジーから反戦を訴える社会派作品まで、幅広いジャンルの作品を数多くヒットさせてきました。「風立ちぬ」を発表して以降は長編映画の制作から退いていましたが、2023年に約10年ぶりに復帰。太平洋戦争中の日本を舞台にした「君たちはどう生きるか」を発表して話題になりました。
今回は、「記憶を消してもう一度観たい宮崎駿監督の長編映画作品は?」というアンケートを実施します。まずは編集部がピックアップした3作品をみていきましょう。
ルパン三世 カリオストロの城
1979年12月に公開された「ルパン三世 カリオストロの城」は、モンキー・パンチさんの漫画を原作とした劇場版アニメ「ルパン三世」シリーズ第2弾。宮崎さんが初めて映画監督を務めたデビュー作です。
物語の舞台は、ヨーロッパに位置するカリオストロ公国。そこを支配するカリオストロ伯爵の目論見と、いにしえより受け継がれてきた指輪の秘密を解明するためにルパンたちが活躍します。峰不二子や次元大介、石川五ェ門、銭形警部といったシリーズおなじみのキャラが集結し、敵と味方が入り乱れながら大乱闘を繰り広げるストーリーは痛快です。ルパンを見送ったクラリスに対して、銭形警部が言い放つ「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」というセリフは作中屈指の名言として語り継がれています。
風の谷のナウシカ
1984年3月に公開された「風の谷のナウシカ」は、宮崎さんが1982年から「アニメージュ」で連載していた同名漫画を原作としている作品です。スタジオジブリの前身であるトップクラフトが制作しました。
物語の舞台は、火の7日間とよばれる戦争の影響で高度な文明が崩壊し、終末期を迎えた地球。毒ガスを発生させる樹海が各地に広がり、人類は異形の生き物たちの侵攻を恐れながら生活していました。辺境諸国・風の谷に住む主人公・ナウシカは、畏怖の対象とされている王蟲(オーム)と意思の疎通をはかり、事態の収束へと導いていきます。メッセージ性の強い物語はもちろんのこと、シーンごとに流れる久石譲さんが手がけた楽曲も魅力です。
天空の城ラピュタ
1986年8月に公開された「天空の城ラピュタ」は、スタジオジブリが初めて制作したオリジナル作品です。
物語の始まりは、空賊の襲撃によって飛行船から落下した少女・シータと、鉱山で働く少年・パズーの出会い。天涯孤独だった2人は、互いに助け合いながら空に浮かぶ孤島・ラピュタ帝国での激戦を乗り越えます。シータが持つ飛行石を狙う空賊・ドーラ一家や、目的達成のためならば手段を選ばない独裁者・ムスカ大佐など、個性的なキャラの登場もあいまって、躍動感のあるストーリー展開が魅力です。テレビ放送時には、破壊の呪文である「バルス」がネット上に多数投稿され、大きな盛り上がりをみせることでも知られています。
記憶を消してもう一度観たい宮崎駿監督の長編映画作品は?
ここまで紹介した3作品のほかにも、「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」など、数多くの名作があります。ぜひ、あなたが記憶を消してもう一度観たいと思う長編映画作品に投票してください。投票とともに、忘れられない名場面やセリフ、大好きなキャラなど、コメントもお待ちしております。よろしくお願いします。
参考
- 宮崎駿(Wikipedia)
- 米 タイム誌「世界で最も影響力のある100人」に宮崎駿氏ら|NHK|アメリカ(NHKニュース)
- ルパン三世 カリオストロの城(Wikipedia)
- カリオストロの城(かりおすとろのしろ)とは(ピクシブ百科事典)
- 風の谷のナウシカ(映画)(Wikipedia)
- 天空の城ラピュタ(Wikipedia)
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