本日6月23日は「オリンピックデー」に制定されています。1894年のこの日、「国際オリンピック委員会(IOC)」が創設されたことに由来しています。
今夏の東京オリンピック開催には反対の声も大きく、政府が最終的にどのような決断を下すのかはいまだ不透明ですが、従来のオリンピックデーには毎年、ランニングなどの記念イベントが開催されてきました。
そこで今回は、「オリンピックのメダル獲得数」の国別ランキングをご紹介。1896年から2018年に行われた夏季・冬季オリンピックでの、国ごとのメダル獲得数(金銀銅すべて)をまとめたランキングです。まずはメダルを多く獲得している上位2国を見てみましょう。
【出典】 Olympic Results, Gold Medalists and Official Records
【参考】 All-time Olympic Games medal table
第2位:ソビエト連邦(1204個)
第2位は、1922~1991年に存在していたソビエト連邦(ソ連)です。初参加は1952年のヘルシンキ五輪と比較的遅く、夏季と冬季それぞれ9回ずつしか出場していません。しかし、夏季五輪で1010個、冬季五輪で194個と、計1204個のメダルを獲得しています。
特に注目したいのが、1980年に自国開催となったモスクワ五輪。この大会でソ連は、金80個、銀69個、銅46個の計195個のメダルを獲得しました。ひとつの大会で80個もの金メダルを得たのは、過去51大会のうち2番目に多い数となっています。なお、ソ連の獲得メダル数は、ロシア連邦のそれとは別に計上されています。
第1位:アメリカ(2828個)
そして第1位は、アメリカ。夏季五輪2523個、冬季五輪305個で計2828個と、圧倒的な数のメダルを獲得しています。この数には、2位のソ連とロシアのメダル合計数を合わせてもなお及びません。メダルの内訳は、金が1127個、銀が907個、銅が794個でした。
アメリカが一番多くのメダルを得た大会は、自国開催となった1904年のセントルイス五輪で239個。また、金メダルを最も多く獲得したのは、同じく自国開催である1984年のロサンゼルス五輪で83個でした。これはひとつの大会で最も多く金メダルを獲得した記録となりました。
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