アメリカの出版社・コンデナストが発行している旅行誌『コンデナスト・トラベラー』では読者投票を実施し、その結果を「Condé Nast Traveler’s 2023 READERS’ CHOICE AWARDS」として発表しました。これは、同誌が1988年から実施しているもので、各国の観光業界に関連するさまざまな部門について読者投票を実施し、集計しています。

　今回は調査結果から「大都市部門」のランキングを紹介します。「世界で最も魅力的な大都市」として多くの読者から支持を集めたのは、どの都市だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

（出典元：米旅行雑誌の「世界で最も魅力的な国ランキング」で日本が第1位に選出！｜報道発表｜JNTO（日本政府観光局））

「世界で最も魅力的な大都市」ランキング

第2位：東京

　第2位は「東京」でした。アメリカからの訪日旅行者数は、2023年1月から8月までで過去最高を記録。さらに、2024年3月には単月過去最高を更新するなど、日本は旅行先の一つとして、人気があることがうかがえます。

　日本の首都である東京は、歴史的建造物や神社仏閣など長い歴史を持つものから、東京スカイツリーなど比較的新しいものまで、さまざまな観光スポットに恵まれています。また、ミシュランの星を獲得している飲食店なども点在しているため、グルメの目的地としても多くの人をひきつけているのかもしれません。

第1位：シンガポール

　第1位は、「シンガポール」でした。多様な文化が反映された歴史的遺産や歴史的建造物が多く残されているシンガポール。シンガポール最古の博物館である「シンガポール国立博物館」や、現在はナショナル・ギャラリー・シンガポールとして活用される「旧最高裁判所」などが市内中心部に所在しています。

　一方で、1970年代から再開発が行われたマリーナ・ベイ地区には高層ビルやホテルが建ち並んでいるため、都会的な雰囲気とともに、歴史や文化を堪能できるのも、シンガポールの魅力といえるでしょう。

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