ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、関東地方在住の社会人を対象に「就職力が高いと思う埼玉県・千葉県・神奈川県の私立大学」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　関東の社会人から「就職力が高い」と支持を集めたのは、どの私立大学だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

　なお、アンケート対象の大学は、文部科学省のサイトを参考にリストアップしています。

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調査概要

【関東の社会人が選ぶ】就職力が高いと思う「埼玉県・千葉県・神奈川県の私立大学」ランキング

第1位：聖マリアンナ医科大学

　第1位は得票率8.3％で2校が並びました。1校目は「聖マリアンナ医科大学」です。

　神奈川県川崎市宮前区に本部を置く聖マリアンナ医科大学は、1971年に「東洋医科大学」として創立された私立大学。建学の精神は「キリスト教的人類愛に根ざした『生命の尊厳』を基調とする医師としての使命感を自覚し、人類社会に奉仕し得る人間の育成、ならびに専門的研究の成果を人類の福祉に活かしていく医師の養成」。生命の尊厳に基づき、人類愛にあふれた医療人の育成を目的としています。

　聖マリアンナ医科大学では、6年間の医学教育において、能力の修得レベルにあわせて段階的に学習が可能な「アウトカム基盤型教育」を実施。「医師としての姿勢と責務の自覚、医学的知識と問題解決能力」「コミュニケーション能力と基本的診療能力」「自らの行動を振り返り、修正し、改善していく能力」の修得度合いで、学生の到達度を評価しています。医師国家試験でも毎年高い合格実績を残していて、卒業後は多くの学生が医師として各種医療機関に従事しています。

第1位：フェリス女学院大学

　同率で「フェリス女学院大学」も第1位にランクイン。

　神奈川県横浜市泉区に本部を置くフェリス女学院大学は、1870年にメアリー・E.キダーがヘボン施療所で女子を対象に授業をはじめたことを起源とし、1965年に設置された私立大学。「キリスト教の信仰に基づく女子教育」を建学の精神に、「For Others（他者のために）」を教育理念に掲げ、人類の福祉に寄与する人物の養成を目的としています。

　フェリス女学院大学では、1年次から少人数のゼミを実施し、正解のない問いに対し、考えることで的確に分析・解釈する力を育成。主専攻のほかに専攻分野を持てる「副専攻制度」や、興味や関心にあわせた自由度の高いカリキュラムを組める「開放科目制度」も魅力です。就職課を中心に就職相談やセミナーの開催など、個々のニーズに応じたサポートを展開していて、2024年3月卒業生の就職決定率は99.6％と非常に高い数値を残しています。

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