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外務省では毎年、旅券法の定めにより在外公館(日本国大使館、総領事館)に届出されている「在留届」を基礎資料として、各年10月1日現在の海外在留邦人の実態を把握するための調査を実施し、その結果を発表しています。
今回はその中から、2023年10月1日時点での「在留邦人が多い世界の都市」のランキングを紹介します。なお、在留邦人とは「海外に3カ月以上在留している日本国籍を有する者」を指しています。世界の都市のうち、日本人が多く暮らしているのは、どこだったのでしょうか。さっそく、結果を見ていきましょう。
調査概要
| 調査時点 | 2023年10月1日現在 |
|---|---|
| 調査対象 | 海外に在留している日本国民 |
(出典元:海外在留邦人数調査統計|外務省)
「在留邦人が多い世界の都市」ランキング
第2位:バンコク(5万1407人)

第2位は、タイの「バンコク」です。2023年10月1日時点の在留邦人数は5万1407人でした。2019年以降の5年間は、連続して2位となっています。
タイの首都であるバンコクには、高層ビル群やショッピングモールなど近代的な街並みが広がる一方、旧市街地「ラッタナコーシン島」には、仏教寺院などが密集。近年では「東南アジアのハブ」と呼ばれ、タイの政治・経済などの中心であるだけでなく、先進性のある国際都市へと発展しています。
また、鉄道や路線バスといった公共交通機関が整備され、市内だけでなく空港へのアクセスにも優れています。
第1位:ロサンゼルス都市圏(6万4457人)
第1位は、「ロサンゼルス都市圏」です。2023年10月1日時点の在留邦人数は6万4457人でした。前年比マイナス0.9%となっているものの、2019年以降は5年連続でトップとなっています。
2024年6月現在、プロ野球・大谷翔平選手が所属する、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地としても知られるロサンゼルス。2023年には、「ハリウッド・サイン」をはじめ、さまざまなランドマークが100周年を迎えるなど、歴史ある街でもあります。
在ロサンゼルス日本国総領事館の管轄地域には、私立の日本人学校や、日本政府が援助する補習授業校なども所在し、在留者の子女を対象に、日本語による教育も行われています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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