6月9日から6月22日まで、ねとらぼ調査隊では「あなたが一番好きな『真・女神転生シリーズ』は？」というアンケートを実施していました。

　投票対象は、アトラスの人気RPG「真・女神転生シリーズ」全8作品です。今回のアンケートでは、総数2125票もの投票をいただきました。ありがとうございます！　それでは、結果を見ていきましょう。

第8位：真・女神転生 NINE

　第8位は「真・女神転生 NINE」でした。得票数は13票、得票率は0.6％となっています。

　2002年発売で、世界の時系列は「真・女神転生」から「真・女神転生II」の間となっています。こちらもシリーズ外伝とされており、無印の世界からつながっていて、荒廃した東京から逃れるように仮想空間で過ごす人々の物語でした。

　主人公たちは、仮想空間内に現れて人間を襲う悪魔がもたらす事件の真相を追います。ハッキングで使用されるRTSシステムや、アイテムによる機能拡張などが特徴。

第7位：真・女神転生IV

　第7位は「真・女神転生IV」でした。得票数は69票、得票率は3.2％となっています。

　前作から10年の時を経た2013年発売のタイトル。こちらも前作から直接続くものではなく、新たな世界観を構築しています。架空の国、東のミカド国から始まり、魔都・東京で悪魔たちとの戦いを繰り広げました。

　主人公が「サムライ」と呼ばれる悪魔退治専門の戦士となるなど、過去のナンバリングタイトルの中でも特別な位置付けの作品と言えます。

第6位：真・女神転生IV FINAL

　第6位は「真・女神転生IV FINAL」でした。得票数は132票、得票率は6.2％となっています。

　「真・女神転生IV FINAL」は、2016年にニンテンドー3DS用ゲームソフトとして発売されました。第7位の「真・女神転生IV」の世界観を引き継いでいながらも、まったく新しいシナリオが展開される完全新作です。

第5位：真・女神転生if…

　第5位は「真・女神転生if…」でした。得票数は168票、得票率は7.9％となっています。

　「真・女神転生」の外伝となる作品で、「真・女神転生II」と同様1994年に発売されました。キャラクターのHPが0になっても復活できる「ガーディアンシステム」が特徴。

　その他、舞台を現代日本の学園としていることなどから、原作小説や前身「女神転生」の要素を踏襲していると見られます。後に発売される「ペルソナシリーズ」の原点とされる作品でもあります。

第4位：真・女神転生 （DEEP）STRANGE JOURNEY

　第4位は「真・女神転生 （DEEP）STRANGE JOURNEY」でした。得票数は230票、得票率は10.8％となっています。

　これまでのナンバリングシリーズや、外伝と全く違った世界観を構築した作品で、2009年に発売。南極に突如現れた巨大な亜空間「シュバルツバース」に迫る調査隊が、そこに存在する悪魔たちに対峙し奇妙な旅に挑む物語です。

　2017年には本作に追加要素を加えたフルリメイク版「DEEP STRANGE JOURNEY」が発売されました。

第3位：真・女神転生II

　第3位は「真・女神転生II」でした。得票数は269票、得票率は12.7％となっています。

　シリーズ2作目となる「真・女神転生II」は、1994年にスーパーファミコン用ソフトとして発売されました。2002年にはプレイステーション、2003年にはゲームボーイアドバンスでそれぞれリメイクされています。

　前作「真・女神転生」から数十年後の21世紀末。前作の世界観を踏襲しつつも、荒廃した未来世界や仮想現実などが含まれており、サイバーパンク色の強い雰囲気が特徴です。悪魔合体で魔法を受け継ぐ魔法継承システムが導入され、「ライト」「ダーク」やカジノの追加など、いくつかのシステムに変更が加えられました。

第2位：真・女神転生

　第2位は「真・女神転生」でした。得票数は428票、得票率は20.1％となっています。

　シリーズ第1作となる「真・女神転生」は、1992年にスーパーファミコン用ソフトとして登場しました。前身となる「女神転生シリーズ」のシステムを引き継ぎつつも、ゲーム内の設定を一新した作品。舞台は199X年の東京で、その独特な世界観やシステムも相まって注目を集めました。

　コメントでは「思い出が詰まった作品」「ゲームボーイアドバンス版のシステムでNintendo Switchでもリメイクしてほしい」といった声が寄せられていました。

第1位：真・女神転生III-NOCTURNE

　第1位は「真・女神転生III-NOCTURNE（マニアクス等含む）」でした。得票数は816票、得票率は38.4％となっています。

　「真・女神転生III-NOCTURNE」は2003年にプレイステーション2用ソフトとして発売されました。後に追加要素を加えた「真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス」が登場。2020年にはプレイステーション4およびNintendo Switch用ソフトとしてリマスター版「真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER」が発売されました。これまでのシリーズ作品とは異なる新しい世界観を持つ作品ですが、3Dとなった悪魔や新たなシステムがファンから高い評価を得ており、根強い人気を持つ作品です。中でも弱点を突くことで行動回数を増やすプレスターンバトルは、アトラスの後のシリーズにも影響を与える画期的なバトルシステムとなりました。

　コメントでは「初めてプレイしたシリーズ作品だから思い入れがある」「すべての悪魔が完璧なタッチで3D再現されたのは、本当に衝撃を受けた」「『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』めちゃくちゃプレイしています」といった声が寄せられていました。