イギリスの国際的な文化・エンターテインメント雑誌『Time Out』では、2018年以来、毎年「世界中で最もクールなエリア」のランキングを発表しています。3万8千人以上を対象として、自分が住んでいる都市の周辺で文化やフード、魅力的なコミュニケーションや住みやすさなどの面で優れた地域をアンケート調査したものです。
そこで今回は、2020年度の最新調査から「世界で最もクールなエリア」ランキングの結果を見てみましょう。ちなみに日本からは「日本橋兜町」が34位にランクインしています。伝統的な商店と近代的な石造建築が混在し、さらに再開発による新しい風が吹き込んでいる様子が評価された模様です。
(出典:Time Out「The 40 coolest neighbourhoods in the world」)
第3位:深水ホ(香港)
第3位は、香港の「深水ホ(シャムシュイポー)」です。
九龍半島の北西部に位置し、繊維関係の問屋や小さな電機店の立ち並ぶ香港の下町エリア。近年は若いクリエイターにより、歴史的な建物がおしゃれなカフェやギャラリー、ホステルなどに活用されています。グルメ街としても知られ、週末ともなると多くの地元の人々でにぎわいます。
第2位:ダウンタウン(ロサンゼルス)
第2位は、日本でもよく知られた米ロサンゼルスの「ダウンタウン」。
ロサンゼルス発展の地であり、今も高層ビル群からドヤ街までが混在する多彩なエリア。2000年代に入ってからは再開発が進み、建物だけでなく多くの公園や庭園も整備されています。人種差別反対運動をはじめ、地域の人々が団結し、数々のムーブメントを起こしてきたことも、評価のポイントとなりました。
第1位:エスケラデアシャンプラ(バルセロナ)
そして第1位は、スペインのバルセロナにある「エスケラデアシャンプラ(Esquerra de l’Eixample)」でした。ガウディ建築やカタルーニャ広場のあるドレタデアシャンプラ(Dreta de l’Eixample)……ではなくそのひとつ奥まったエリアにあたります。
観光地からは外れた住宅街ですが、この地区が注目を浴びたのは新型コロナウイルスによるロックダウンがきっかけでした。この暗く厳しい状況を乗り越えるため、窓越しに向かいの住人と励まし合ったり、バルコニーを舞台にダンスパーティーを開いたり。バルセロナでもとくに地域自治が発達したエリアとして、地域の強い団結力が発揮されました。
ランキングTOP30の全順位は、次のページからご覧ください!
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