Mastercard経済研究所では、アジア太平洋地域の13市場を含む74市場の旅行業界の進化についてのレポートを発表しました。これは、匿名化されたMastercardのトランザクションデータを集計した独自の分析をもとに、2024年以降の観光トレンドについて調査しているものです。

　今回はその中から「世界で話題の旅先」のランキングを紹介します。2024年、世界の人々が注目する旅先はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

調査概要

（出典元：Mastercard Economics Institute：Travel Trends 2024 | Mastercardのプレスリリース）

「世界で話題の旅先」ランキング

第2位：アイルランド

　第2位は「アイルランド」でした。ヨーロッパ北西部、アイルランド島にある国で、首都はダブリン。現在のアイルランド人やスコットランド人、ウェールズ人などの先祖にあたるケルト人が生み出したケルト文化が、現在も残っています。ケルト音楽などは、日本でも聞いたことがある人も多いかもしれませんね。

　映画「ハリー・ポッターと謎のプリンス」のロケ地ともなった「モハーの断崖」や、アイルランド最古の国立大学「トリニティ・カレッジ」などは、観光スポットとしてもよく知られています。

第1位：日本

　第1位は「日本」でした。2024年3月、日本を訪れた旅行者は308万1600人となり過去最高を更新。もともと、日本では政府が一丸となってインバウンドを推進してきましたが、COVID-19からの回復に加え、1990年以来の円安などが影響していると考えられるようです。

　また、近年はメジャーな観光地以外にも多くの外国人が訪れており、2019年との比較で70倍以上になったところもあるそうです。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！