動画配信サービス「Netflix」は、毎週火曜日にNetflix上に配信されている映画とテレビの視聴数ランキングを公開しています。このランキングは、前週の月曜日から日曜日までの各タイトルの「視聴数」に基づいたもの。今回は「日本の映画の視聴数ランキング」を紹介します。

　Netflixで配信されている映画の中で、2024年6月10日から6月16日の期間に最も視聴された作品はどれだったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう。

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（出典：Top 10 Most Popular Movies on Netflix in Japan）

第2位：範馬刃牙VSケンガンアシュラ

　第2位は「範馬刃牙VSケンガンアシュラ」でした。先週（6月3日～6月9日）に引き続き、首位にランクインするなど根強い人気が伺えます。格闘マンガとして根強い人気を誇る『刃牙』シリーズと『ケンガンアシュラ』。本作はそんな2つの作品がタッグを組んだアニメーション映画です。過去には、刃牙シリーズ連載30周年を記念したトリビュート描き下ろしマンガ『「刃牙」×「ケンガンオメガ」』が制作され話題に。時を得て今回再び、豪華コラボレーションが実現しました。

　刃牙シリーズの「地下闘技場」とケンガンアシュラの「拳願会」。本来交わることのなかった2つの裏格闘技団体が戦いの火ぶたを切ります。第1試合では鎧塚サーパインVS花山薫、第2試合では呉雷庵VSジャック・ハンマーが対決。そして第3試合では十鬼蛇王馬と範馬刃牙が対決します。いったいどちらが最強なのか、どの対決も目が離せません。

　武器の使用以外は何をしてもOKという至ってシンプルなルールの中、繰り広げられるバトルアクション。登場人物や技の解説を適宜挟むなど、原作を読んだことがない人でも楽しめるよう配慮されています。1時間2分と短めなのでサクッと見られますよ。なお、Netflixではアニメ「範馬刃牙」シリーズや「ケンガンアシュラ」シリーズも配信中です。

第1位：THE FIRST SLAM DUNK

　第1位は「THE FIRST SLAM DUNK」でした。バスケットボール漫画の金字塔『SLAM DUNK（スラムダンク）』をアニメーション映画化した本作。原作者の井上雄彦さんが監督と脚本を手がけています。2023年の国内興行収入1位に輝いたほか、第46回日本アカデミー賞では「最優秀アニメーション作品賞」を受賞。また台湾や韓国、中国などアジアの各地域でも公開され大ヒットを記録しました。

　主人公の桜木花道らが所属する湘北高校バスケットボール部。悲願だったインターハイ出場を果たし、2回戦で秋田県代表の山王工業高校とあたります。絶対王者として君臨する山王に対して、無名の弱小高校湘北。勝てるはずのないチームを相手に熱い戦いを繰り広げます。山王戦と並行して、チームメイトのひとり宮城リョータに焦点が当てられているのも特徴。原作では描き切れなかったといわれる彼の過去や思いが徐々に明らかになります。

　本作の見どころのひとつが迫力満点の試合シーン。リョータのドリブルや花道のダンク、三井のスリーポイントシュートなどキャラクターたちの生き生きとした様子が伝わってきます。特に物語終盤の無音のシーンは圧巻。主題歌の「第ゼロ感」とも相まって、最後の最後まで熱い映画となっています。8月13日からは全国300以上の映画館にて復活上映が予定されているので、そちらも合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。

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