今夜のアニメ『僕のヒーローアカデミア』放送直前のおさらい！　前回の感想と評価をお届けします。

　総人口の約8割がなんらかの「個性」を持つ世界で、ヒーローという職業を選び、まい進していくデクと、彼を支え、競い合う仲間たちのストレートで熱い思いが伝わってくる。ヒーローがヒーローたる所以を感じさせるデクから目が離せない。

「僕のヒーローアカデミア」第69話（11/23放送）のあらすじ

　大阪での事件から数日後、デク、切島、お茶子、梅雨ちゃんのインターン組、ビッグ3、相澤やグラントリノらプロヒーローはナイトアイに呼び出され、そこで会議が行われる。天喰が撃たれた銃弾には、”個性”そのものを壊す薬物が仕込まれており、薬には人間の血や細胞が含まれていた。

　薬の出どころは死穢八斎會。若頭のオーバーホールが、対象の分解・修復が可能である自身の”個性”と壊理の体を使って薬を作り出していたのだ！壊理を保護できなかったことを悔やみ責任を痛感するデクとミリオ。彼らは今度こそ壊理を救い出すことを決意する！  (『僕のヒーローアカデミア』公式サイトより)

「僕のヒーローアカデミア」第69話のネット上での評価

第69話最大の盛り上がりポイントは17：50頃

　第69話でもっとも盛り上がったのは、17：50頃。相澤先生がデクたち生徒を想い、自分の気持ちを語るシーンでした。ネット上では「今回は相沢回といってもいいぐらいかっこよかった！」といった声が続出しました。

情熱的なナイトアイが尊い！

　ナイトアイのつらい過去、人間味に溢れる部分が垣間見えた第69話。「この話でナイトアイが好きになる視聴者も多そう」など、Twitter上ではナイトアイの魅力を実感したファンの声が。

　特に会議終了後、グラントリノと2人っきりになったナイトアイが、デクについて「自分の理解できなかったオールマイトの狂気によく似ている」と語ったシーンは、ファンを喜ばせたようです。デクを含め、周囲の人間を大切にする健気なナイトアイに対し、「ヒロアカにナイトアイ出てくるたびに泣きそうになる」や「サー・ナイトアイさんも幸せになってくれ…」という意見も見られました。

　また、ナイトアイの予知を行う個性に関するツイートも。Twitter上では原作を読んでいる人からの今後の展開に関するコメントもあり、アニメ視聴者にとっても気になる展開が予測されます。

イレイザーヘッドとナイトアイのツーショットに歓喜！

　第69話では、相澤先生とナイトアイが対話する場面にも注目が集まりました。「イレイザーとナイトアイが会話してたんだが最高にテンション上がる」や「相澤先生とかナイトアイとかかっこよすぎでやばかった」という投稿があり、ツーショットに満足しているファンが多いようです。

　また、プロヒーロー・イレイザーヘッドの顔を持っている相澤先生は、放送を重ねるたびに人気が増大しているようです。陰日向に生徒を支え、さり気なく労いの言葉をかける姿には、「デクの気持ちに寄り添った言葉をかける相澤先生かっこよかった」というコメントがありました。無口だからこそ一言一言に重みがあり、深い愛情が詰まっているのかもしれません。

壊理の境遇に涙腺崩壊

　オーバーホールのサディスティックな所業によって、壊理は身体も心もボロボロに。壊理がデクとの出会いを思い返しながら、涙を流すラストシーンは、胸が引き裂かれるような気持ちで観ていた方も多いはず。「今日のヒロアカ観たんだがしんどすぎないか…？　壊理ちゃん…」や「壊理ちゃんんんんんんん」など、言い表せない感情が数多くアップされました。

　また、 壊理の置かれた状況に対して、 「今は応援することしかできない」や「もう少し耐えるんだ！」 など、単純に応援する声も。さらに、あの時に壊理を救うことができなかったデクとミリオの気持ちを察して、「後悔しているのはわかるよ、頑張れ」といったつぶやきが見られました。

まとめ

　ナイトアイ事務所での会議のシーンがメインとなった第69話は、大勢のヒーローが一堂に会し、それぞれの気持ちを吐露しました。終始ピリピリした雰囲気が漂い、サブタイトル通り「嫌な話」ではあったものの、ヒーロー同士の結束力が強まったようです。デクとミリオは覚悟が決まり、進むべき道が明確になりました。

注目の第70話は……

　第69話の作戦会議をきっかけに、第70話でプロヒーローと警察による本格的な捜査が始まります。その結果、壊理の居場所を特定。デクとミリオはタッグを組み、再び壊理を救出しようとしますが……果たして無事に助け出すことはできるのでしょうか。