「訪日ラボ」「口コミコム」を運営するmovは、観光名所に外国語で寄せられた口コミデータから、独自のインバウンド人気観光地ランキング「インバウンド人気観光地ランキング」を発表しました。今回はその中から「大分県編」を紹介します。

　大分県にある観光スポットの中で、訪日客から人気を集めているのはどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

（出典元：【独自調査】2024最新：外国人に人気の観光スポットランキング［大分県編］1位は2年連続で「金鱗湖」！| インバウンド人気観光地ランキング　#インバウンドMEO | 株式会社movのプレスリリース）

【外国人観光客が選ぶ】「大分県の観光地」人気ランキング

第2位：海地獄

　第2位は別府市にある「海地獄」で、外国語口コミ数は237件でした。2023年版に引き続き、2位を獲得しています。

　別府観光の定番、7つの地獄を巡る「べっぷ地獄めぐり」のうちの一つが、「海地獄」。1000年以上前から一帯には噴気・熱泥・熱湯が噴出していたことが『豊後風土記』に記されており、近寄ることもできないことから「地獄」と称されました。

　現在では、温泉噴出口を「地獄」と呼んでいます。「海地獄」の温度は約98度と高温で、温泉中の成分である硫酸鉄が溶解し、美しい色を生み出しています。

第1位：金鱗湖

　第1位は由布市にある「金鱗湖」で、外国語口コミ数は432件。2023年版のランキングに引き続き、第1位を獲得しています。

　かつては、由布岳の下にあることから「岳ん下ん池（＝岳の下にある池）」と呼ばれていたそうですが、儒学者・毛利空桑が、湖で泳ぐ魚の鱗が夕日で金色に輝く様子を目にしたことから「金鱗湖」と名付けたのだそうです。

　湖には周囲からの湧水や温泉が流れ込んでいるといわれており、水温も高いため寒い時期には湯気が立つ神秘的な光景を見ることもできます。

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