1912年のストックホルム大会から2016年のリオデジャネイロ大会まで、日本は夏季オリンピックに22回参加しています。さまざまな競技で選手たちが活躍していますが、なかでもメダル獲得数が多い競技とは、いったい何なのでしょうか。
そこで今回は、国際オリンピック委員会(IOC)の公開している「日本の五輪メダル獲得数|メダル獲得数が多い競技は」から、夏季オリンピックで日本がメダルを多く獲得している競技を紹介します。
第3位: 競泳(80個)
第3位は競泳です。累計80個(金メダル22個、銀メダル26個、銅メダル32個)獲得しています。
2016年のリオデジャネイロ大会では、男子400m個人メドレーで萩野公介さん、女子200m平泳ぎで金藤理絵さんが金メダルを獲得しました。また、2004年のアテネ大会と2008年の北京大会では、北島康介さんが男子100mと200m平泳ぎで金メダルを獲得。2004年のレース後のインタビューで北島さんが発した「チョー気持ちいい」という言葉は、同年の新語・流行語大賞の年間大賞にも選ばれています。
第2位: 柔道(84個)
第2位は柔道です。累計84個(金メダル39個、銀メダル19個、銅メダル26個)獲得しています。
2016年のリオデジャネイロ大会では、男子73kg級で大野将平さん、男子90kg級でベイカー茉秋さん、女子70kg級で田知本遥さんが金メダルを獲得しました。日本発祥の柔道がオリンピックの正式種目として採用されたのは、1964年の東京大会のこと。当初は男子のみでしたが、1992年のバルセロナ大会からは女子柔道も正式種目として実施されています。
第1位: 体操(98個)
そして第1位は、体操でした。累計98個(金メダル31個、銀メダル33個、銅メダル34個)獲得しています。
2016年のリオデジャネイロ大会では、男子個人総合の内村航平さんと、男子団体(内村航平さん、加藤凌平さん、山室光史さん、田中佑典さん、白井健三さん)で金メダルを獲得しました。2004年のアテネ大会で行われた体操男子団体では、当時NHKのアナウンサーだった刈屋富士雄さんが実況で放った「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!」という言葉が大きな話題に。冨田洋之さんの鉄棒の演技は、NHKアテネオリンピックのテーマソングとなっていたゆずの「栄光の架橋」とともに、記憶に刻まれる名場面となりました。
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