不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」が、住みたい街ランキングを発表しました。今回は、近畿圏（大阪府・兵庫県・京都府）で「借りて住みたい行政区」のランキングTOP20を紹介します。

　なお、この調査は、2020年にLIFULL HOME’S に掲載された賃貸物件・購入物件のうち、問い合せの多かった駅が所在している行政区を集計しています。それでは早速チェックしていきましょう。

（出典：不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME’S』調べ）

第3位：大阪市北区

　第3位は「大阪市北区」でした。交通の便も抜群で、梅田駅や大阪駅、北新地駅などを主要駅とし、とくに梅田駅周辺には家電量販店や阪急百貨店、阪神百貨店などの大型商業施設があります。

　北新地駅には居酒屋やバーなど遅い時間まで営業している店が多く、大阪の中でも最も栄えているエリアです。中心部は栄えている分、治安が心配なところもあり、3位の結果となりました。

第2位：東大阪市

　第2位は「東大阪市」でした。大阪府の東部である河内平野のほぼ中心にあり、大阪市とは西側に接しています。高速道路も複数存在しているため、大阪市中心や京都、奈良などへの移動もスムーズ。2019年には、JRおおさか東線の放出駅から新大阪駅区間を新たに開業しました。

　主要駅は駅周辺に商業施設がそろい、利便性が高い地域です。大阪府の中でも比較的落ち着いたエリアとされており、治安も良好。 中心から少し外れた郊外などは比較的静かなため、落ち着いて生活したい人におすすめです。

第1位：尼崎市

　第1位に輝いたのは「尼崎市」でした。兵庫県の南東部にある中核市。交通の便が近畿エリアの中でもとくに優れており、利便性も抜群なことから見事1位に選ばれました。

　北側には阪急列車、中央にはJR、そして南側には阪神電車が開通しています。大阪や神戸へ行くのも非常に便利で、JR尼崎駅からJR大阪駅まで7分で到着できるのも魅力です。

　JR尼崎駅は、工業地域のため工場を多く見かけますが、駅周辺は再開発され、高層マンションや病院、大型商業施設など生活面の利便性も高いエリアです。