本日7月10日は「納豆の日」です。「関西納豆工業協同組合」が、関西での納豆の消費拡大を目的に制定しました。日付は7(なっ)、10(とう)と読む語呂合わせが由来だそうです。そんな納豆の日にちなんで、今回は「『納豆 』 がマジでうまい都道府県ランキング」(2023年調べ)を紹介します!
独特の粘りと香り、うまみが特徴の「納豆」。日本での歴史は古く、縄文時代の終わりごろにはすでに納豆のようなものが食べられていたそうです。全国にさまざまな種類の納豆がありますが、あなたはどの都道府県のものが好きですか?
調査概要
| 調査期間 | 2023年11月26日 ~ 12月2日 |
|---|---|
| 有効回答数 | 226票 |
| 質問 | 納豆がマジでうまいと思う都道府県は? |
第2位:茨城県

第2位は「茨城県」です。得票数は39票、得票率は17.3%でした。
茨城県といえば「水戸納豆」で有名ですよね。治水技術が発達していなかった江戸時代、水戸藩では台風が来る前に収穫できるように「早生(わせ)大豆」の栽培を奨励していました。ところが早生大豆は粒が小さく、豆腐やみそづくりに不向きなため、おいしく食べる方法として納豆が広まったのだそうです。
茨城県内ではパック納豆のほか、わらに包まれた「わら納豆」も広く販売されています。ほか、納豆を使ったグルメも豊富で、常磐自動車道の友部SA(下り)では納豆をホットドッグにトッピングした「納豆ドッグ」が人気を集めています。
第1位:秋田県

第1位に輝いたのは「秋田県」です。得票数は49票、得票率は21.7%でした。
納豆の発祥地には諸説ありますが、秋田県横手市もその1つ。横手市には納豆にまつわる伝説が残っていて、金沢公園では「納豆発祥の碑」を見ることができます。また、能代市の「桧山納豆」は江戸時代からの伝統製法で作られる納豆で、秋田の民謡である「秋田音頭」にもその名が登場します。
そんな秋田県の伝統的な郷土料理が「納豆汁」です。里芋や油揚げ、きのこ、わらび、豆腐などを入れたみそ汁に、すりつぶした納豆を加えて作ります。納豆によって生まれる独特のコクとまろやかさが絶妙で、県南地域の内陸部では世代を問わず人気があるそうです。
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