本日7月15日は「ファミコンの日」。1983年のこの日、コンピュータゲームの開発・製造・販売などを行う「任天堂」が家庭用ビデオゲーム機「ファミリーコンピュータ」を発売したことにちなんだ記念日です。ファミコンと同時発売された専用ソフトは、「ドンキーコング」「ドンキーコングJR.」「ポパイ」。どれもすでにアーケードゲームとして親しまれていたタイトルですが、「ゲームセンターと同じゲームが家庭で、しかもカセットを入れ替えるだけで遊べる」という点が大きな特徴でした。

　以降、「スーパーマリオブラザーズ」「ドラゴンクエスト」といった人気タイトルが発売され、それに伴いファミコンも爆発的な大ヒットを記録しました。現在では、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」の有料サービス「Nintendo Switch Online」加入者向けにファミコンタイトルが配信されているので、この機会に懐かしのタイトルを遊び直してみるのもいいかもしれませんね。

　今回は「ファミコンの日」を記念して、ねとらぼがアンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、全国の男女を対象に「『ドラゴンクエスト』シリーズのナンバリング作品で一番思い入れがあるのは？」というテーマで行ったアンケート結果を紹介します。

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調査概要

アンケート実施日	2023年3月16日
調査対象	全国の男女
有効回答数	500票

【ドラクエ】一番思い入れがある「ドラゴンクエスト」シリーズのナンバリング作品ランキング

第5位：ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち

　第5位は「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」。得票率は5.8％でした。

　2000年にプレイステーション用ソフトとして発売された「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」は、シリーズ初となる3Dマップを採用したナンバリング作品の7作目。2013年にはニンテンドー3DS、2015年にはAndroid・iOS向けにも発売されました。

　「石版」をストーリーの鍵とする本作は、圧倒的なボリュームのストーリーが特徴。マップコレクションシステムやモンスターパーク、移民による町づくりといった要素が追加されており、プレイヤーたちを熱中させました。

第4位：ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

　第4位は「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」。得票率は5.8％でした。

　「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」は、1990年にファミリーコンピュータ用ソフトとして登場。2001年にはプレイステーション、2007年にはニンテンドーDS、2014年にはAndroid・iOS向けにも発売されました。

　全5章で構成されたオムニバス形式のストーリーを採用しており、第5章で入手する馬車によって各章で活躍した個性豊かな10人の仲間たちと冒険ができます。また、「さくせん」によるAI戦闘が導入されたのも本作からです。

第3位：ドラゴンクエストV 天空の花嫁

　第3位は「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」。得票率は9.8％でした。

　1992年にスーパーファミコン用ソフトとして発売された「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」。2004年にプレイステーション 2、2008年にはニンテンドーDS、2014年にはAndroid・iOS向けにそれぞれ発売されました。

　スーパーファミコン初となるナンバリング作品で、親子3代にわたる壮大なシナリオが魅力。中でも主人公の結婚相手を選ぶイベントは大きな注目を集め、現在もファンの間で語り草となっています。また、モンスターを仲間にできるシステムが導入されたのも本作からです。

第2位：ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

　第2位は「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」。得票率は12.4％でした。

　1988年にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」は、ロト3部作の完結編となる作品です。社会現象を巻き起こした作品として知られており、1996年にはスーパーファミコン、2000年にはゲームボーイカラー、2017年にはニンテンドー3DS（2023年3月28日に配信終了）およびプレイステーション 4など、これまで数多くのプラットフォームで登場しました。

　職業システムが初めて導入された作品で、仲間パーティをプレイヤーの好きな職業に選択できるなど、自由度が高いのも本作の魅力。2021年にはHD-2Dを採用したリメイク版が発表されたため、続報の発表を待ち望んでいるファンも多いことでしょう。

第1位：ドラゴンクエスト

　第1位は「ドラゴンクエスト」。得票率は56.2％でした。

　初代「ドラゴンクエスト」は、1986年にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されました。1993年にはナンバリングタイトル第2作「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」とセットになった「ドラゴンクエストI・II」がスーパーファミコン用ソフトとして発売され、以降もさまざまなプラットフォームで販売されています。

　「ドラゴンクエスト」シリーズの原点となる作品で、国内でRPGというジャンルの知名度を大きく向上させた本作。「ゆうべは おたのしみでしたね」「せかいの はんぶんを ○○に やろう」といった印象的なセリフも多く、強く印象に残っているプレイヤーも多いのではないでしょうか。

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