東京メトロではウェブサイトにおいて、各駅における乗降人員数（1日平均）を集計したものを、年度ごとに公開しています。

　今回はその中から「乗降人員の多い駅」のランキングを紹介します。なお、他鉄道との直通連絡駅および共用している駅はランキングから除外されており、国会議事堂前駅と溜池山王駅は、駅の構造上同一駅として計上されています。東京メトロの駅のうち、多くの人が乗降する駅はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

調査概要

（出典元：各駅の乗降人員ランキング｜東京メトロ）

【東京メトロ】「乗降人員の多い駅」ランキング

第2位：大手町（31万2041人）

　第2位は「大手町」で、2023年度の1日平均の乗降人員は31万2041人でした。東京メトロの路線は丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線が乗り入れているほか、都営地下鉄三田線にも乗り換え可能で、地下鉄のターミナル駅ともいえそうです。

　駅周辺には大手銀行や商社、マスコミ関係の本部や本社が集まり、ビジネス街を形成しており、日本経済の中枢ともいわれています。そうしたことなどから、通勤客の利用が多いと考えられそうです。

第1位：池袋（50万694人）

　第1位は「池袋」で、2023年度の1日平均の乗降人員は50万694人でした。東京メトロの路線は丸ノ内線・有楽町線・副都心線の3路線が乗り入れています。

　池袋駅はほかにも、JR・私鉄各線が乗り入れるターミナル駅。埼玉県など、ベッドタウンとされる地域と都心部を結ぶ結節点となっていることや、駅周辺に百貨店などの商業施設や飲食店が集積していることなどから、多くの人が利用していると考えられそうです。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！