ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、全国の30～40代を対象に「生まれ変わったらなりたい名字」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　全国の30～40代から「生まれ変わったらなりたい」と支持を集めたのは、どの名字だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

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調査概要

【30～40代に聞いた】「生まれ変わったらなりたい名字」ランキング

第2位：山田

　第2位は同率で2つの名字が選ばれました。1つ目は、「山田」でした。日本を代表する地形姓であり、語源は山の中の田んぼとされています。「山田」姓は、愛知県や東京都、神奈川県に多く、かつては全国各地の山田地名から姓が発生し、「山田」姓のルーツとなったようです。

第2位：佐藤

　同率第2位の2つ目の名字は、「佐藤」です。日本で一番多い名字とされる「佐藤」は、平安時代に下野国（現在の栃木県）佐野で活躍し平将門の乱を鎮めた「藤原秀郷公」が由来とされています。藤原秀郷公の末裔であることを表すため、「佐野の藤原氏」が「佐藤」となったという説が有力なのだそうです。こういった由来があることで、栃木県佐野市は「佐藤さんゆかりの地 聖地化プロジェクト」を推進しています。

第1位：伊集院

　第1位に選ばれたのは、「伊集院」でした。著名人では、作家の「伊集院静」さん、タレントの「伊集院光」さんなどが知られています。

　そんな「伊集院」は、薩摩国（現在の鹿児島県）日置郡にあった伊集院村をルーツとするそうです。「伊集」は、ドングリが実る樹木の「コナラ」の別名「柞（イス・イスノキ）」の当て字で、イスが生える土地であり、税として納められた米を貯蔵する倉院を「イスイン」と呼びました。それが時代を経て「いじゅういん」へと変化したといわれています。

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