アメリカの旅行雑誌『Travel + Leisure』では、その読者を対象に、2023年10月23日～2024年2月26日の期間で航空会社や空港、ホテルなどに旅行に関する調査を実施し、その結果を「2024年ワールドベストアワード」として発表しました。

　今回はその中から「アジア最高の観光都市」のランキングを紹介します。アジアにある都市のうち、多くの人から支持を集めたのはどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

（出典元：Travel + Leisure Announces 2024 World’s Best Awards Unveiling Top Destinations, Hotels, Airlines and More – Jul 9, 2024）

「アジア最高の観光都市」ランキング

第2位：京都（日本）

　第2位は、「京都」でした。本調査において、世界の観光都市を対象としたランキングでも3位となった京都。1994年には、清水寺や鹿苑寺（金閣寺）など17の寺社や城が「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されており、世界的にも知られているといえるでしょう。『Travel + Leisure』誌の読者からのコメントでは、そうした歴史や文化と共存している都市であることも、評価のポイントとして挙げられていました。

　また宿泊施設についても、旅館から本格的なリゾートまでバラエティー豊かであることが、『Travel + Leisure』誌から評価されています。近年では、「京町家」と呼ばれる伝統的な構造の建築物を宿泊施設として活用する例もあり、訪日観光客からの人気も高いそうです。

第1位：ウダイプール（インド）

　第1位は、インド北部にある「ウダイプール」でした。高山地帯に立地しており、ピチョーラ湖とファテー湖の2つの人造湖を有しています。白い建物が立ち並ぶ景観から、「ホワイト・シティ」とも呼ばれているエリアです。

　ピチョーラ湖に浮かぶホテル「タージ・レイク・パレス」は、18世紀に宮殿を改装して造られました。客室は、彫刻を施した木製家具や、ラジャスタン様式と呼ばれるデコレーションで彩られているそうです。

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