JR東日本では公式サイトにおいて、エリア内にある各駅の1日平均の乗車人員を公開しています。なお、このデータは乗車の人員のみのもので、降車の人員などは含まれていません。

　今回はその中から、2023年度の「乗車人員数の多い駅」のランキングを紹介します。JR東日本エリアにある駅のうち、多くの人が乗車する駅はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

（出典元：各駅の乗車人員 2023年度 ベスト100｜企業サイト：JR東日本）

【JR東日本】「乗車人員数の多い駅」ランキング

第2位：池袋（48万9933人）

　第2位は東京都豊島区にある「池袋」で、1日平均の乗車人員は48万9933人でした。JR各線のほか、西武池袋線や東武東上線といった私鉄、東京メトロ各線が乗り入れるターミナル駅。西武鉄道の「ラビュー」や東武鉄道の「スペーシアきぬがわ」などの特急列車の発着もあります。

　駅周辺は、東武百貨店や西武百貨店などの百貨店や、ルミネ・パルコといったファッションビルが建ち並び、多くの人でにぎわうエリアです。また、「東京芸術劇場」や「東京建物 Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）」などの文化施設も、駅近くに集まっています。

第1位：新宿（65万602人）

　第1位は東京都新宿区にある「新宿」で、1日平均の乗車人員は65万602人でした。2022年に「世界で最も混雑した駅」としてギネス記録にも認定されたターミナル駅で、JR東日本の各線や東京メトロや都営地下鉄、私鉄など複数の路線が乗り入れています。

　駅周辺には百貨店やファッションビルといった商業施設や飲食店が集まるほか、超高層ビルも林立し、繁華街・ビジネス街を形成。一方で、神社仏閣や「新宿御苑」など、歴史や文化、自然を感じられるスポットも点在しています。

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