日本の政治や経済の中心である東京都。中でも多くの人口を抱える東京23区は交通網も充実しており、道路や鉄道が網の目のように張り巡らされています。移動に困ることはなさそうな23区ですが、その中でも特にアクセスに優れているエリアはどこなのでしょうか。

　そこで今回は「東京23区で『アクセスの良さでは負けない』と思う街は？」というアンケートを実施します！　道路や在来線での都内各所へのアクセスの良さはもちろん、新幹線や飛行機での他県や諸外国への移動のしやすさなど、さまざまな観点から「アクセスが良い」と思う区にご投票ください。まずは、3つの区をピックアップして紹介しましょう！

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港区

　「港区」は東京都の都心部に当たり、東京タワーやレインボーブリッジなどがあることでも知られる特別区。有数のターミナルである品川駅も、実は品川区ではなく港区にあります。品川駅は新幹線の停車駅でもあり、将来的にはリニア中央新幹線も発着する予定です。

　また、浜松町からは羽田空港へ向かう東京モノレールが、新橋からはベイエリアを巡る新交通ゆりかもめが利用できます。海路に目を転じれば、多くのフェリーが発着する竹芝桟橋や日の出桟橋もあるなど、さまざまな交通機関を網羅しています。

文京区

　「文京区」は、東京大学をはじめ、多くの大学機関が集まっていることから名付けられた特別区。区内には有楽町線、丸ノ内線、三田線、南北線、千代田線、そして大江戸線と、計6本の地下鉄が走っています。

　そのうち3本が交わる後楽園駅は、文京区の中心的な駅の一つ。都営三田線の春日駅とも接続しています。駅名の由来となった小石川後楽園や東京ドームシティ、文京区役所などに隣接しており、都心・郊外どちらのアクセスにも便利です。

品川区

　「品川区」は東京23区の南部に位置する特別区。区名は東海道のひとつ目の宿場町である品川宿が由来となっています。前述の通り品川駅は品川区にはない一方で、JR・東急・地下鉄各線が乗り入れる目黒駅は、目黒区ではなく品川区にあります。

　区内には、ほかにも大井町や五反田といった大きな駅があり、東急電鉄の路線が3本走っているのも特徴です。また、大崎駅から大井町を経由して江東区の新木場へ至る「りんかい線」は、東京臨海高速鉄道が運営する第三セクターの鉄道で、将来は現在建設中の「羽田空港アクセス線」に乗り入れる計画があるそうです。

アクセスの良さでは負けないと思う東京23区の街は？

　ここまで3つの区の交通利便性を中心に紹介しました。ほかにも東京には陸海空さまざまな交通網があります。それらを踏まえたうえで、みなさんが特にアクセスが良いと思う区に投票してください。

　また、各区のアクセスが良いと思う理由や、当地で実際に交通機関を利用した際の感想、おすすめのアクセス方法なども、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしております！

参考

• ターミナル駅の工事｜リニア中央新幹線（JR東海）
• 文京区のおいたち（文京区）
• 会社概要（りんかい線）
• 【羽田空港アクセス線着工】東京駅から18分に！湾岸エリアへの影響は？（三井のリハウス）