東京都に隣接し、全国で最多となる3つの政令指定都市を抱える神奈川県。多くの人が生活の基盤とし、また観光地や保養地も点在しているため、県内にはさまざまな交通手段が発達しています。

　そこで今回は「神奈川県『アクセスの良さでは負けない』と思う街は？」というアンケートを実施します。県内外への一般的な交通利便性の良さはもちろん、買い物や観光・レジャーなど特定の目的のための移動に優れているといったさまざまな観点から、アクセスの良いと思う街にご投票ください。まずは、神奈川県の3つのエリアをピックアップして紹介しましょう！

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横浜市西区

　「横浜市西区」は横浜市の行政区のひとつで、横浜都心に指定されているエリアです。中核駅である横浜駅や、観光スポットとしても人気のみなとみらい地区などを有しています。

　特に横浜駅は国内でも有数の巨大ターミナル駅。JR・東急・京急・相鉄・みなとみらい線（横浜高速鉄道）・横浜市営地下鉄といった鉄道事業者が乗り入れており、まさに交通の要衝といえるエリアでしょう。

川崎市中原区

　「川崎市中原区」は川崎市の行政区のひとつで、多摩川沿いに広がるエリアです。多摩川を挟んで東京都とも隣接しています。区内には、近年タワーマンションなどが立ち並ぶなどして注目を集めている武蔵小杉を有しています。

　もともと武蔵小杉駅は東急東横線とJR南武線が交わっていましたが、2010年にJR横須賀線の新駅が開業して湘南新宿ラインや成田エクスプレスも乗り入れるようになったことから、目覚ましいほどの発展を遂げました。また、2019年には相鉄・JR直通線が、2023年には相鉄・東急直通線が開通し、さらに利便性が向上。2024年現在は、東京メトロの直通線も含めて6路線が乗り入れる一大ターミナルとなっています。

横須賀市

　「横須賀市」は神奈川県の南東部、三浦半島の中ほどに位置する市。幕末に黒船が来航した浦賀港やアメリカ海軍基地などがあることでも知られ、海との関わりの深い街です。

　市内の久里浜港からは、対岸の千葉県金谷港へ渡る東京湾フェリーが就航しています。また、鉄道は市内にJRと京急が通っているほか、横浜横須賀道路が縦走しているため車での移動にも便利。横浜方面はもちろん、東名高速道路へもアクセスできます。

アクセスの良さでは負けないと思う神奈川県の街は？

　ここまで神奈川県の3つのエリアを紹介しました。神奈川県は公共交通機関や幹線道路が発達しており、アクセスの良い街が数多くあります。その中でも、あなたが特に利便性に秀でていると思う自治体に投票してください。

　また、各エリアのアクセスに優れていると思うポイントや、そこで実際に交通機関を利用した際の感想、おすすめのアクセス方法なども、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしております！

参考

• 「迷宮駅」横浜、乗り入れは6鉄道会社で日本一（読売新聞）
• JR横須賀線武蔵小杉新駅について（川崎市）
• 再開発で近代的なまちなみに生まれ変わった武蔵小杉エリア（三菱地所）
• 久里浜港・金谷港のご案内（東京湾フェリー）