日本全国、その土地それぞれに「うまいお土産」がたくさんありますよね。旅行や出張などで訪れた際、「何を買って帰ろうかな」とワクワクしたり、家族や友人から「これを買ってきて」と頼まれたりすることもあるでしょう。

　本記事では、さまざまな地域出身のねとらぼ編集部員が「ぜひ食べてほしい！」と思う地元のお土産などを集めた、「全国のうまいお土産」13選を紹介します。オンラインで購入できるものも多いので、ぜひ参考にしてみてください。

「全国のうまいお土産」13選！

ル・デセール（秋田県）

　「ル・デセール」は、秋田県北秋田市に本社を置く「晩梅」のお菓子。ふんわりとしたチョコスポンジにビターなチョコレートをかけたチョコレートケーキで、思わずもう1個食べたくなるような軽い口当たりが特徴です。

編集部コメント

　パッケージを見ただけでは何が入っているのか、そもそも食べものなのかもわからないのですが、実はチョコレートケーキ。ココアの入ったふわふわの生地にチョコレートがコーティングされています。1個200円しないお手頃価格で、友人からいただいたときに見た目と中身、そして価格とギャップがあって衝撃でした。

どら焼山（長野県）

　「どら焼山」は、長野県に12店舗展開している「竹風堂」の定番菓子。柔らかく、しっとりとした食感の皮に甘さを抑えた栗粒あんが詰まったどら焼きで、リピーターも多くいる人気の商品です。北海道十勝産小豆の自家製あんをたっぷり詰めた「小倉あん どら焼山」も好評です。

編集部コメント

　竹風堂は全国展開していないので「長野にいかないと買えない」ちょっとレアな存在です（通販はあります）。通年で買える商品としておすすめなのが、栗あんをたっぷりはさんだどら焼き「どら焼山 栗粒あん」。しっとりやわらかい皮に、甘さ控えめの栗あんがたっぷり挟まっていてお茶にもコーヒーにも合います。

手づくりピーナッツ糖（沖縄県）

　「手づくりピーナッツ糖」は、沖縄県北部にある離島「伊江島」でピーナッツ菓子を製造している「伊江食品」のお菓子。島黒糖を使用した同商品は長年の研究で生み出した独自の焙煎法で仕上げており、カリカリとした食感とさっぱり黒糖風味は病みつきになる味わいと評判です。ちなみにピーナッツ菓子は、島口で「ジーマミガーシ」と言うそうです。

編集部コメント

　常温保存ができ、ある程度日持ちもする黒糖はお土産にも最適。普通の黒糖は濃厚でやや癖が強いと感じる人もいるので、初めて買う場合は、ピーナッツ入りでマイルド＆クリスピーになったこちらのタイプの商品がおすすめです。

ハイデルベルグ（宮城県）

　宮城県仙台市に本店を構える「いわい洋菓子店」。看板商品の「ハイデルベルグ」は、優しい食感のスポンジにクリーム状のガナッシュを挟んだお菓子です。ドイツにあるハイデルベルク城の石垣をイメージし、「ハイデルベルグ」と名付けたそうです。

編集部コメント

　「100人食べ 100人うまいと言った伝説の菓子」という強烈なキャッチコピーで仙台市民に知られるローカル洋菓子。棒状のスポンジケーキにチョコレートクリームが挟まっていて、永遠に食べられる。牛たんを食べた後に買ってほしい。

旨み柚子塩（和歌山県）

　和歌山県和歌山市にある「京橋幸太郎」が販売している「旨み柚子塩」。和歌山県産の香り高い柚子を使用したうまみ塩です。焼き鳥、冷やっこ、天ぷら、サラダなどさまざまな料理に使えます。

編集部コメント

　柚子ピールと柚子皮の粉末などが入っている「あると味が決まる」香辛料。肉・魚はもちろん、サラダにかけても良いうえ、和食・洋食問わずマッチしてくれるのが最高です。おいしいので、なににでもかけたくなるので注意。

阿闍梨餅（京都府）

　「阿闍梨餅本舗 京菓子司 満月」は、1856年創業の老舗和菓子店。「阿闍梨餅」「満月」「京納言」「最中」の4品を販売しています。「阿闍梨餅」はつぶあんを秘伝のもち生地でくるんで焼いた半生菓子で、名前の由来は比叡山の修行僧だそうです。

編集部コメント

　 大正時代に生まれた和菓子で、個人的には知る人ぞ知る京都の逸品。もちもちした薄めの生地に甘さ控えめのつぶあんが包まれていて、何個でも食べられます。オーブンで1分ほど温めると、表面がサクッとしてめちゃくちゃうまいです。

　ほかにも、編集部員がおすすめしたい全国のうまいお土産がまだまだあります！　次のページからご覧ください。