故事、ことわざ、慣用句などの意味や出典などを調べることができる辞書サイト「故事・ことわざ・慣用句辞典オンライン」では、ユーザーからの検索数が多かったことわざをランキング形式で発表しています。

　今回はその中から「月間ランキング」を紹介していきます。うまく使うと日本語の表現に色どりや説得力をもたらしてくれる「ことわざ」。数多くある中でも、この1か月間で最も注目されたのはいったいどんな言葉だったのでしょうか？　早速上位から見て行きましょう。

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調査概要

（出典元：故事・ことわざ・慣用句辞典オンライン）

今注目されている「ことわざ」月間ランキング

第2位：女寡に花が咲く

　2位となったのは「女寡に花が咲く」です。「おんなやもめにはながさく」という言葉で、「女性が配偶者を失って独身になると、人の面倒を見なくてよくなるので、むしろそれまでよりも華やかになる」といった意味の表現となっています。

　同じ境遇になった男性と対比して「男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く」という言い方をすることもあるようです。

第1位：女房は山の神百国の位

　1位となったのは「女房は山の神百国の位」でした。「にょうぼうはやまのかみひゃっこくのくらい」と読み、「女房はきわめて大切なものである」という意味を持つことわざです。

　2024年7月8日に放送されたNHKの朝ドラ「虎に翼」の第15週で、この言葉がタイトルに使用されました。日常的に使用される表現ではないため、多くの人がこのことわざの意味を知りたがったのかもしれませんね。

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