日本の登山文化において大きな影響を与えている「百名山」は、文筆家であり登山家でもあった深田久弥が選出した山々です。標高だけでなく、山の形状、美しさ、歴史的・文化的な重要性、登山の楽しさなど、さまざまな要素を考慮して選出されています。
そこで今回、ねとらぼでは「秋に登りたい百名山は?」というテーマで人気投票を実施します。紅葉などを求めて登りたいという山があれば、ぜひ投票に参加してください。ここでは日本百名山から3つをピックアップして紹介します。
大雪山(旭岳)
大雪山は北海道の中央部に位置する2000メートル級の火山群です。そのなかでも最高峰の旭岳は標高2291mを誇り、北海道で最も高い山。登山シーズンは6月から9月あたりで、シーズンは短期間ながらも変化に富んだ景色が楽しめる山です。
日本で最も早く9月中旬ごろに紅葉が始まるため、秋には多くの登山客が訪れる大雪山。旭岳ロープウェイを利用すれば、山頂付近までアクセスできるのも魅力的です。なお、緯度が高い北海道にある大雪山では気温が低くなります。防寒着をしっかりと用意して登山に臨みましょう。
安達太良山
福島県の中通り北部に横たわる標高1699メートルの安達太良山(あだたらやま)。麓には岳温泉などの温泉地があるため、周囲には登山客だけでなく観光客も多く訪れています。
紅葉の名所としても知られ、シーズンは9月下旬から10月中旬ごろ。あだたら山ロープウェイを利用すれば山麓から山頂付近まで移動できるため、登山経験が少ない人でも紅葉を楽しめるでしょう。
木曽駒ヶ岳
標高2956メートルの木曽駒ヶ岳は、中央アルプスこと木曽山脈の最高峰であり、古くから信仰の対象となってきた山です。山頂からは中央アルプスだけでなく、南アルプスや北アルプスの山々も見渡せるため、絶景を求めて多くの登山客が訪れます。
また、駒ヶ岳ロープウェイに乗れば標高2612メートルの千畳敷駅までアクセスでき、駅の近くには日本で最も空に近いホテルといわれる「ホテル千畳敷」もあります。ホテルから山頂までは往復約4時間で移動できるため、人気があるコースです。
秋に登りたい百名山は?
ビギナーでも楽しめる山から上級者向けの本格登山コースまで、さまざまな名山を選り集めた日本百名山。その中でも特に、秋のシーズンに登りたいと思う山に投票してください。また、それぞれの山の見どころや楽しみ、おすすめのコースなどのコメントもお待ちしています!
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