2024年3月15日に動画投稿を再開した「東海オンエア」。愛知県岡崎市を拠点として活躍している6人組YouTuberで地域に密着した活動や、体を張った企画が人気となり、10年を超える活動期間で多くのファンを獲得しています。

　何を隠そう私もそのファンのひとり。2017年ごろに初めて動画を見て以降、彼らの作り出す独特の空気感にハマってしまい、2024年の今にいたるまで投稿される動画はすべて見ています。

　今回は、東海オンエアファンの編集部員が選ぶ傑作動画30選を紹介します。しかし、東海オンエアにはとても30では足りないほど名作動画がたくさんあります。みなさんのお気に入りの動画は、ぜひこの記事のコメント欄で教えてください。

　また、記事末尾にはアンケートを用意しました。公開紹介した動画の中で特にこれが好きというものがあれば、ぜひ回答していってください。

　それでは、特におすすめの5つの動画から見ていきましょう。

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リレー形式で料理したらまさかの結果に！？

　ひとり5分の持ち時間を与えられ、リレーで料理を作っていくというこちらの動画。企画内容はシンプルなものの、「とりあえず進み始める人」「散らかった惨状を整理して方向修正する人」「わが道を行き一人だけでおつまみを完成させる人」など、各メンバーの行動に性格が垣間見えるのが好きです。

　この時期には珍しく、メンバー全員が出演した回というのもポイント。個人的には、すでにグループとしては好きになっていたのですがそれより一歩進んで、それぞれのメンバーについても深く知りたいなと思うきっかけになる動画でした。

【人間の真の力を検証】根性がある奴、根性がある説。

　「漢字の書き取り」などの、根性があれば誰だって長く続けることができる単純作業を人間はどこまで続けることができるのか？　ということを検証する企画。その場を離れたりするのは禁止で（もちろんトイレ休憩も）、長い休憩も禁止。ずっと目の前の課題に取り組まないといけません。

　ある男がとんでもない記録を出すのを見て、恐怖と尊敬を同時に覚えました。その彼がどうしても主役になってしまう動画ですが、残りのメンバーの、苦手なことにはそこまで深く頑張りすぎない、いい意味での自然体さも好きです。

【ガチ本気】５年前のクソ動画、今全力で撮り直してみた結果…

　家にあったデジカメで動画を撮ってみたある一日から始まり、あれよあれよという間に何百万人もの登録者を有する日本でも有数のYouTuberになった。そんな彼らのYouTubeドリームを象徴するのがこちらの動画です。

　昔その辺で撮った動画を今の資金力とコネを使って最大限派手にリメイクしてみるという採算度外視の企画。昔ながらの動画にも素朴な良さがあるのですが、その良さを失わず、新しい要素をどんどん付け加えていって成長していく彼らの姿を見て、楽しむと同時に感動して涙が出ました。

「本物勢揃い」に紛れ込んだ「偽物１つ」違和感で見抜けるだろクイズ！！！

　あるグループに、それとよく似た「偽物」が紛れ込んでいて、それを答えることができるか？　という内容のクイズ企画。

　なのですが、「では、東海オンエア6人の写真に1人偽物を加えて街頭インタビューをして、偽物より偽物っぽいと思われたのは？」というように動画は進んでいきます。もともとのコンセプトを保ちながら、趣の違うさまざまなクイズに発展していくのが見どころです。最後のクイズはギャンブル漫画に採用されてもおかしくないような素晴らしい心理戦でした。

　絵が地味になりがちなクイズ動画ですが、そんなところにもいくつも工夫を仕込んでくれるのが、ファンにとっては推し続ける理由になっています。

情報量が多すぎる動画

　東海オンエアはというグループはたまにこのような、「YouTubeの動画」という表現方法に対して批評を投げかけるような、またはその可能性を追求するような、「アート」に片足を突っ込んだような前衛的な動画作品をアップロードするのも特徴。

　動画編集は見やすくシンプルに、というのが基本ですが、ではその逆をやってみたらどうなるのか？　という内容で、くだらなくもありますがとても引き込まれる一つの映像作品に仕上がっています。最後に明かされる仕掛けも素晴らしくて、もう一度最初から再生したくなる動画です。

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