日本百名山は、小説家であり登山家でもあった深田久弥さんが、自ら登って選びぬいた山を指します。登山を楽しむ際の指針の一つになっており、百名山制覇を人生の目標にしている人も多いそうです。
今回は、そんな日本百名山をテーマに「死ぬまでに登ってみたい百名山は?」というアンケートを実施します。個性的な山があるなかで、特に登ってみたい山をぜひ教えてください。まずは、百名山の中から3座をピックアップして紹介します。
水晶岳(黒岳) (富山 / 標高:2986メートル)
「水晶岳」は、北アルプスの中央部にそびえる岩峰です。花こう岩に水晶や柘榴石の結晶が見られることから、水晶岳と呼ばれています。また、黒っぽい山肌をしているため、「黒岳」とも呼ばれています。
水晶岳は北アルプスの深いところに位置しているため、直接登るルートはありません。他の山との縦走になるため初心者向きではありませんが、その影響で登山者が少なく、北アルプス最深部の大自然を静かに楽しめるのが魅力なのではないでしょうか。
剱岳 (富山 / 標高:2999メートル)
「剱岳(つるぎだけ)」は、北アルプス北部の立山連峰にそびえる標高2999メートルの山です。国内では珍しく氷河が現存する山としても知られています。
急峻な形状をしているため楽に登れるルートが存在せず、百名山の中でも屈指の登山難易度が高い山となっています。中には、断崖絶壁をクサリ場やハシゴを使って登るルートもあり、登山家だけでなくロッククライマーからも人気を集めています。
富士山 (山梨、静岡 / 標高:3776メートル)
日本一高く、日本人になじみの深い「富士山」は、「一度は登ってみたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。長年にわたって信仰の対象と芸術の源泉になっていることが評価され、2013年には「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録されました。
富士山には、4つの登山口と登山ルートがあります。4つのルートの中で最も多くの人に利用されているのは、富士スバルライン五合目から出発する「吉田ルート」です。売店やトイレ、情報提供施設、救護所が充実しており、初心者でも安心して登山を楽しめます。
死ぬまでに登ってみたい百名山は?
ここまで、百名山の中から3座紹介しました。このほか、さまざまな魅力を持った百名山があります。その中で、「死ぬまでに登ってみたい!」と思う百名山はどこでしょうか。それではアンケートへのご協力、よろしくお願いします。
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