1603年に徳川家康が江戸に幕府を開いて以来、400年以上日本の政治・経済の中心となっている「東京都」。一方で、2023年には文化庁が京都に移転するなど、東京一極集中の問題を解決するための取り組みも行われています。

　ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、関東地方在住の男女を対象に「東京以外で首都にふさわしいと思う道府県は？」というテーマでアンケートを実施しました。

　果たして、関東地方に住む人が「東京以外で首都にふさわしい」と感じる道府県はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

【関東在住者に聞いた】「東京以外で首都にふさわしいと思う道府県」ランキング

第2位：大阪府

　第2位は「大阪府」で、得票率は16.4%でした。

　人口約877万人（2024年8月1日時点）を擁する大阪府は、西日本の中心的都市。古来より、交通の要衝として繁栄した歴史があり、17世紀以降は「天下の台所」と呼ばれ、全国から米や特産物が集まる取引の中心地として栄えてきました。

　大阪府では、2017年に「副首都ビション」を策定。さらに、2023年には「副首都ビジョン【改定版】～若者・女性のチャレンジにあふれ、ワクワクする副首都・大阪～」を公表しました。この中で大阪府は、世界標準の都市機能を充実させることや、非常時の首都機能のバックアップを担うために大阪が目指す姿などを示しています。

第1位：神奈川県

　第1位は「神奈川県」で、得票率は17.5%でした。

　神奈川県は、関東平野の南西部に位置し、北側は東京都に接しています。2024年8月時点の人口は約923万人と、東京都に次いで全国で人口が2番目に多い県です。

　そんな神奈川県は、中世には源頼朝が鎌倉に幕府を開いたことでも知られ、かつては政治の中心地でもありました。さらに1859年には横浜港が国際貿易港として開港。近代以降、西洋文化がいち早く流入する場所として栄えてきた街です。

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