「関東の理系の高校生が志願したい大学」ランキングTOP20! 1位は3年連続で「東京理科大学」【2021年版】

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 2021年7月、リクルート進学総研が、高校3年生の大学に対する志願度やイメージを調査した「進学ブランド力調査2021」の結果を発表しました。今回はその中から、関東の理系の高校生が選んだ「志願したい大学」のランキングを見ていきましょう。

(出典元:リクルート進学総研

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第3位:明治大学

 第3位は同率で2校がランクイン。うち1校は「明治大学」でした。志願度は7.1%で、前年調査から順位を1つ上げました。近年は「『個』を強くする大学」というスローガンのもと、さまざまなジャンルで活躍できる人材の育成に努めています。

 大学には、数理科学の研究拠点である「先端数理科学インスティテュート」や、次世代エネルギーの技術課題を研究する「再生可能エネルギー研究インスティテュート」など、多くの研究機関があります。また、2005年に大学独自の研究を推進すべく「研究・知財戦略機構」を設立するなど、研究体制の整備に努めています。

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第3位:千葉大学

 第3位のもう1校は「千葉大学」。前年調査の6位から順位を3つ上げました。150年ほど前の千葉師範学校や共立病院を前身として、1949年に新制国立大学として設立された大学で、「つねに、より高きものをめざして」という理念のもと、世界を先導する教育・研究活動を通して社会に貢献することを使命としています。

 文学部や国際教養学部、園芸学部などを設けているほか、外国人講師による英語のレッスンなどを受けられるスペース「イングリッシュ・ハウス」など、多くの独自プログラムでも学生をサポート。2016年には「グローバルプロミネント研究基幹」、2020年には「学術研究・イノベーション推進機構」を設立し、研究活動や産学官連携も強化しています。

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第2位:早稲田大学

 第2位は「早稲田大学」でした。志願度は7.5%。「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」という建学の理念のもと、勉強はもちろん、スポーツや課外活動などに挑戦できる機会の提供にも努めています。

 2017年には、データサイエンスの研究拠点として「データ科学センター」を設置し、2021年度から全学部学生を対象としたデータ科学に関する能力を保証する「データ科学認定制度」をスタートしました。また、2020年には世界最先端の産学連携研究を推進する体制を整えるために、早稲田キャンパスに「リサーチイノベーションセンター」を設立するなど、次々と新たな施策に取り組んでいます。

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第1位:東京理科大学

 そして第1位は「東京理科大学」でした。志願度は8.4%で、3年連続で1位に輝きました。1881年に創立された東京物理学講習所を前身とし、2021年で創立140周年を迎えました。

 理工学部や先進工学部、薬学部などを設けている理工系の総合大学で、豊かな教養を育む全人教育と、理数分野の基礎・専門教育に取り組んでいます。また「関門制度」と呼ばれる進級制度を設けており、進級時の審査に合格しないと次の年次に進めない仕組みになっています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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