ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、静岡県在住の20～30代を対象に「子どもを入学させたい静岡県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　地元の20～30代から「子どもを入学させたい」と支持を集めたのは、どの公立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

調査概要

アンケート実施日	2023年6月8日
調査対象	静岡県在住の20～30代の男女
有効回答数	111票

【地元の20～30代が選ぶ】子どもを入学させたい「静岡県の公立高校」ランキング

第5位：藤枝東高校

　第5位は、得票率6.3％の「藤枝東高校」でした。1924年に開校し、藤枝西高校と統合されたこともありましたが、1952年には分離し独立しています。1957年に第12回国体サッカーで優勝を果たしたことを皮切りに、サッカー強豪校としても知られてきた高校です。

　同校は文部科学省「高等学校DX加速化推進事業（DXハイスクール）」に採択されており、情報や理数系教科の発展的学習や教科横断型授業などを推進。2024年度入試結果には静岡大学への合格者30人をはじめ、国公立大学への合格者が合計154人、ほか早慶上理やGMARCHなど難関私立大学への合格実績が並んでいます。

第5位：静岡市立高校

　同率5位には、「静岡市立高校」がランクイン。1939年に設立認可され、1949年には男女共学化、2013年にはスーパーサイエンスハイスクール（SSH）に指定されています。

　普通科だけでなく「科学探究科」があるのが特徴的。科学探究科では英語・数学・理科で1クラスを2集団に分けた少人数クラスで授業を実施し、各生徒に合った手厚い教育を提供。また、全ての取り組みにおいて「課題研究」と「海外科学研修」を軸にしてプログラムを展開しています。2023年春卒業生は、東北大学2人、名古屋大学2人をはじめ、学校史上最多の177人が国公立大学合格を果たしました。

第4位：沼津東高校

　第4位は、得票率8.1％の「沼津東高校」。1901年に「静岡県沼津中学校」として開校。1949年に男女共学となり、現在の校名に改称されました。

　単位制を取り入れており、生徒が進路希望に合わせて柔軟にカリキュラムを編成できる同校。また、普通科だけでなく理数科も設置されています。理数科では、数名の班ごとに設定したテーマを実験・研究する「課題研究」をはじめ、勉強合宿や校外研修も実施。2024年の卒業生全体では、139人の生徒が国公立大学への現役合格を果たしています。

第3位：清水東高校

　第3位は、得票率9.0％の「清水東高校」でした。文武両道を目指す、創立から100年以上の歴史を持つ伝統校です。普通科と理数科が設置されており、スーパーサイエンスハイスクール（SSH）にも指定されています。

　2023年度卒業生の合格実績を見てみると、地元の静岡大学45人、名古屋大学14人をはじめ、東京大学3人、京都大学3人など、国公立大学に178人の現役合格者を輩出しています。

第2位：静岡高校

　第2位は、得票率19.8％の「静岡高校」でした。

　静岡市葵区に位置する静岡高校は、1878年に静岡師範学校内に開設された「中学課」を前身とする県立高校。校訓「卬高（高きを仰ぐ）」のもと、何事にも探究心を持って課題解決を図る学習を通して、「国内外のさまざまな分野で活躍するグローバルリーダー」の育成を目指しています。

　65分間の5限授業のほか、土曜日に3限の授業を年間17日実施。平日は15時過ぎに授業が終了するため、部活動や自主学習にも打ち込めます。2023年度入試では、国公立大学は静岡大学・千葉大学・名古屋大学、私立大学は明治大学・立命館大学・早稲田大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しています。

第1位：浜松北高校

　第1位は、得票率20.7％の「浜松北高校」でした。

　浜松市中央区に位置する浜松北高校は、1894年に創立された「静岡県尋常中学校浜松分校」を前身とする県立高校。「自主独立」の精神のもと、世界的視野に立って人類の発展に貢献できる人材の育成を目標としています。

　同校では普通科と国際科の2学科を設置しており、どちらの学科も2年次から希望する進路に応じて理系・文系に分かれます。国際科では英語運用能力を伸ばすため、「イングリッシュデイ」や海外での校外学習など、さまざまな教育を展開。2023年度入試では、国公立大学は名古屋大学・静岡大学・北海道大学、私立大学は立命館大学・同志社大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！