ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、東京都に住む人を対象に「GMARCH・早慶上理ICU・日東駒専の大学の中で優秀な学生が多いと思うのはどこ？」というテーマでアンケートを実施しました。

　「GMARCH」とは、学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学、「早慶上理ICU」とは早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・国際基督教大学のこと。さらに「日東駒専」とは、日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学のことで、どれも都内に本部を置く私立大学です。

　この中で、都民から「優秀な学生が多いと思う」と票を集めたのは、どの大学だったのでしょうか。それでは、結果を見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2024年2月8日
調査対象	東京都在住者
有効回答数	186票

【都民に聞いた】「GMARCH・早慶上理ICU・日東駒専」の中で優秀な学生が多いと思う大学ランキング

第5位：国際基督教大学（ICU）

　第5位は国際基督教大学（ICU）でした。東京都三鷹市に本部を置く、1953年に設置された私立大学です。学校名が示す通り、国際性への使命、キリスト教への使命、そして学問への使命の3つを目的とし、人材の育成に努めています。

　同校では教養学部のみを設置し、リベラルアーツ教育・メジャー制度を採用しているのが特徴。また、国際性豊かな校風で、外国籍の学生も多く、多様な留学プログラムを利用して全学生の15％を超える学生が海外に留学しています。

第3位：東京理科大学

　第3位には同率で2つの大学が選ばれました。1校目は「東京理科大学」で、東京都新宿区に本部を置く、1881年創立の「東京物理学講習所」を前身とする私立大学です。「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」を建学の精神に掲げ、日本で有数の理工系総合大学として発展を遂げてきました。

　東京理科大学では、実力を磨いた学生だけを卒業させるという「実力主義」の伝統を継承。卒業生の就職先としては、情報通信業が最も多く、その次に化学工業や電子部品をはじめとする製造業への就職が多いようです。

第3位：上智大学

　第3位の2校目は、「上智大学」でした。東京都千代田区に本部を置く私立大学で、宣教師フランシスコ・ザビエルらが創立した「イエズス会」の神父たちによって、日本初のカトリック大学として1913年に開学しました。上智大学の別名として知られる「Sophia University」は、ギリシャ語の「Sophia（最上の叡智）」から名付けられたものです。

　グローバルな環境が上智大学の強みで、2023年時点では全学生の約9％、本務教員の約17％が外国籍です。また、留学やスタディツアーといった海外学習の機会も豊富。2022年度卒業生の就職率は約96％と高く、学部や学科に縛られず、さまざまな企業に就職しています。

第2位：慶應義塾大学

　第2位は「慶應義塾大学」でした。東京都港区に本部を構える慶應義塾大学は、福澤諭吉によって創立された蘭学塾をルーツとする歴史ある総合大学で、現在は10学部を擁しています。

　慶應義塾大学は、2022年の司法試験合格者数が私立大学の中で1位を記録。また、公認会計士試験合格者数は、2022年時点で48年連続1位を維持しています。また、卒業生には内閣総理大臣や宇宙飛行士などがいることも、評価につながっているのではないでしょうか。

第1位：早稲田大学

　第1位は「早稲田大学」でした。東京都新宿区に本部を構える早稲田大学は、1882年に創設された「東京専門学校」を前身とする私立大学。1902年に「早稲田大学」と改名しました。「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を教育の理念に掲げています。

　早稲田大学は学問だけでなく、ラグビー部や野球部などが全国レベルで活躍し、スポーツにおいても傑出した成績を収めています。こうした文武両道の姿勢が、「優秀な学生が多い」というイメージにつながっているかもしれませんね。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！