ねとらぼでは、2024年3月14日から3月20日にかけて「永住したい埼玉県の街はどこ？」というアンケートを実施していました。

　関東平野の内部に位置する埼玉県。交通網が充実していて都心部へのアクセスが良いことから、多くの街がベッドタウンとして発展してきました。街の中心から少し離れるだけで、豊かな自然に触れられるのも魅力です。

　今回のアンケートでは、合計516票もの投票をいただきました。ありがとうございます！　エリアごとにさまざまな表情を持つ埼玉県の中で「永住したい」と票を集めたのは、どの街だったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう。

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調査概要

調査期間	2024年3月14日 ～ 3月20日
有効回答数	516票
質問	永住したい埼玉県の街はどこ？

第5位：川越市

　第5位は「川越市」でした。埼玉県の中央部よりやや南部に位置し、2003年に埼玉県で初めて中核市に移行した街です。JR川越線・東武東上線・西武新宿線などが通っていることから池袋や大宮などの主要都市へアクセスしやすく、ベッドタウンとしても栄えてきました。

　江戸時代に川越藩の城下町として繁栄した名残が現在も残っており、日本三大蔵の町と呼ばれる「川越一番街」や「川越城本丸御殿」など、江戸の情緒を感じられる観光地としても有名です。

第4位：さいたま市

　第4位は「さいたま市」でした。県の南東部に位置する市で、ターミナル駅の大宮駅があることから、交通の便が良いのが特徴です。大宮駅からは、東北新幹線や上越新幹線などを使って遠方にアクセスできるほか、JR京浜東北線やJR宇都宮線など、周辺地域や都心部へとつながる路線も充実しています。

　また、同市には大宮駅周辺の「ルミネ大宮」「大宮マルイ」をはじめ、商業施設も多く、買い物環境も整っているエリアです。

第3位：嵐山町

　第3位は「嵐山町」でした。埼玉県のほぼ中央に位置する嵐山町には、東武東上線の武蔵嵐山駅や関越自動車道嵐山小川インターなどがあり、交通の便が良い地域となっています。

　また、関東最大級のラベンダースポット「千年の苑ラベンダー園」や埼玉県を代表する景勝地のひとつ「嵐山渓谷」など、美しい景観を楽しめます。

第2位：所沢市

　第2位は「所沢市」でした。県南西部に位置する所沢市は、東京から30キロ圏内にありながら、自然が豊かなエリアです。1950年に市制を施行した際は農業中心の街でしたが、交通の利便性や環境の良さから人口が増加。2024年2月末時点では人口34万人を超える埼玉県南西部の中心都市となっています。市内には埼玉西武ライオンズの専用球場「ベルーナドーム」や、東京都の水がめとして知られる「狭山湖」があります。

　2020年には駅直結の大型商業施設「グランエミオ所沢」と、日本最大級のポップカルチャーの発信拠点「ところざわサクラタウン」がオープンしました。

第1位：日高市

　第1位は「日高市」でした。日高市は埼玉県南西部、首都圏から40キロ圏内に位置します。市の東部には市街地が広がり、西部は秩父山地や高麗丘陵などの美しい自然に恵まれています。特に高麗川の蛇行によって形成され、500万本といわれる曼珠沙華が咲き誇る「巾着田」は有名です。

　『続日本紀』によれば、日高市は奈良時代に関東一円の高句麗人を集めて高麗郡を置いたとされる中心地。「高麗神社」や高麗王若光を祭った「聖天院」などがある、歴史ロマンあふれる街です。都心へのアクセスのしやすさと自然豊かな生活環境がそろっているのは、魅力的ですよね。

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