起源をさかのぼると、1923年に建設着手された山崎蒸溜所にさかのぼるジャパニーズウイスキーの歴史。さまざまな試行錯誤と醸造所の増加で、「ジャパニーズウイスキー」はいまや世界で有名なウイスキーブランドとなりました。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、社会人を対象に「最高にうまいジャパニーズウイスキーといえば?」というテーマでアンケートを実施しました。
全国の社会人から「最高にうまい」と思われているのは、どのジャパニーズウイスキーだったのでしょうか? さっそくランキングを見ていきましょう!
調査概要
| アンケート実施日 | 2024年3月7日 |
|---|---|
| 調査対象 | 全国の社会人 |
| 有効回答数 | 467票 |
【社会人が選ぶ】最高にうまい「ジャパニーズウイスキー」ランキング
第5位:余市
第5位は「余市」でした。ニッカウヰスキーが誇る北海道の「余市蒸留所」で造られるウイスキー。2022年2月には、施設の一部が日本のウイスキー産業発展における重要な歴史的資産として認められ、重要文化財に指定されました。
余市は、石炭直火蒸留によって作られる原酒を用いた、重厚で深い味わいのシングルモルトウイスキーです。樽熟成による香りや、豊かな果実香などが絶妙にマッチし、オークの甘さとスモーキーな余韻が楽しめます。
第4位:竹鶴
第4位は「竹鶴」でした。ニッカウヰスキーが保有する余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所のモルト原酒をかけ合わせた、ブレンデッドモルトウイスキーです。
キーモルトには、シェリー樽熟成の余市モルトと宮城峡モルト、リメード樽熟成の宮城峡モルトを使用。なめらかな口当たりと、フルーティーな香りが特徴です。
第3位:白州
第3位は「白州」でした。1994年に発売を開始した、南アルプスの麓・白州蒸溜所で製造されているシングルモルトウイスキーです。仕込み水には「サントリー天然水」としても発売されている天然水を使用しています。世界的にも高く評価されているウイスキーです。
第2位:響
第2位は「響」でした。飲料メーカー「サントリー」が製造している銘柄で、24面カットのデキャンタボトルが特徴です。2024年9月現在は「響JAPANESE HARMONY」「響BLENDER’S CHOICE」「響21年」「響30年」がラインアップ。
サントリーが創業90周年を迎えた記念の年である1989年に「響」は生まれました。日本のウイスキーの最高峰を目指し、培ってきた技術の粋を集め至高の香味を追求しており、国内のみならず海外でも高い評価を受けています。
第1位:山崎
第1位に輝いたのは「山崎」でした。飲料メーカー「サントリー」が製造している銘柄です。「日本人の繊細な味覚に合うウイスキーをつくりたい」というサントリー創業者・鳥井信治郎さんの目標のもと、1923年に大阪府三島郡島本町に「山崎蒸溜所」が建設されたのが、ジャパニーズウイスキーの起源です。
61年後の1984年に誕生した「山崎」は、山崎蒸溜所のモルト原酒のみを使用したシングルモルトウイスキー。力強くも繊細な味わいと、重厚かつ甘やかな香りが特長で、2024年9月現在、「山崎」「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」がラインアップしています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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