1985年にデビューしたロックバンド「TUBE」。前田亘輝さん、春畑道哉さん、角野秀行さん、松本玲二さんの4人で活動しています。サザンオールスターズなどと同様、「夏バンド」としても有名です。

　「TUBE」は、これまでにさまざまなシングル曲を発表しています。そこでねとらぼでは、2024年4月8日から4月15日にかけて「名曲だと思う『TUBE』のシングルは？」というテーマでアンケートを実施しました。

　今回の投票では合計で1193票が集まりました。投票していただきありがとうございます。数ある「TUBE」のシングルの中で、一体どれが人気を集めたのでしょうか。さっそくランキングの上位を見ていきましょう。

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調査概要

第5位：Stories

　第5位には「Stories」がランクインしました。1989年に発売された10枚目のシングルで、パナソニックのカーオーディオ「VZ700」CMソングとして使用された作品。哀愁漂うメロディーとアレンジに加え、前田さんが描き出す歌詞が魅力的な楽曲です。また、「Stories」以降はシングルで前田さんが歌詞を書き、春畑さんが作曲するスタイルが定番化しました。

第4位：あー夏休み

　第4位は「あー夏休み」でした。11枚目のシングルとして1990年に発売。TUBEを代表する一曲で、ノリの良いアレンジと夏らしい歌詞が印象的な作品です。JT「SomeTime LIGHTS」や2013年の「リクルートホットペーパーグルメ」など、時代を超えてCMソングとして使用されています。2021年には前田さんが出演したCMで「あー夏休み」の替え歌を披露して話題となりました。

第3位：夏を抱きしめて

　第3位には「夏を抱きしめて」がランクイン。1994年に発売された18枚目のシングルで、オリコン週間シングルチャート1位を獲得するなど大ヒットを記録。トヨタ「カローラセレス」のCMソングとして使用され、累計94万枚を売り上げる（オリコン集計）など、シングル最大のヒット曲となりました。さまざまなアルバムでバージョン違いが収録されています。

第2位：ガラスのメモリーズ

　第2位は「ガラスのメモリーズ」です。1992年7月に発売された、TUBEの15枚目のシングルです。キラキラした夏の恋を歌ったミディアム・チューンで、TUBEらしい人気曲。韓国の人気ユニット・CANがカバーするなど、他のアーティストにも大きな影響を与えています。

第1位：シーズン・イン・ザ・サン

　第1位は、「シーズン・イン・ザ・サン」です。TUBEの3作目のシングルで、1986年4月に発売されました。キリン「びん生」や、Nintendo Switch向けソフト「GO VACATION」のCMにも起用されています。

　コメント欄には、「TUBEが世の中の人たちに認識されるきっかけとなった曲だと思います」「伸びやかなボーカルと爽やかな夏をイメージさせるサウンド。心躍らされた記憶までよみがえる名曲です」という声も。TUBEを語る上で「シーズン・イン・ザ・サン」は外せない一曲と言ってもいいかもしれませんね。

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