「Get Wildへの流れが完璧」 実写版『シティーハンター』に「開始3秒で笑う」「実写化のお手本」など絶賛の声
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週刊少年ジャンプの人気作品「シティーハンター」の実写映画に「アニメの実写化モノとしては最高レベルの出来」「91分間笑いが止まらなかった」など絶賛の声が集まっています。2019年11月29日に国内で公開された今作は、フランスの俳優・映画監督のフィリップ・ラショーさんが脚本・主演・監督を務め、全編フランスで制作されたもの。
「再現度ハンパない」「シティーハンター愛が伝わる」と絶賛の声
フランスでは80年代から90年代にかけて日本のテレビアニメが多く放送されており、「シティーハンター」もそのうちの一つ。監督のフィリップ・ラショーさんもそれらのアニメを見て育った世代で、原作の大ファンだと公言しています。
こうした原作愛を詰め込んだ実写映画はフランス本国での大ヒットに留まらず、日本のファンにも届き「キャラクターの再現度がハンパない」「もう本人としか言いようがない」など称賛の声であふれかえる状態に。
9割がポジティブな反応 「トンデモ映画期待して行ったのに……」
SNS分析ツールを使った調査の結果、映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」についてのツイートはポジティブな反応が9割以上を占め、逆にネガティブな意見はほとんど見られないという状態に。
近年は国内・海外を問わず、漫画やアニメを原作とした実写化作品が数多く作られていますが、厳しいファンの目線にさらされ、低評価にとどまってしまうものも少なくありません。そんな中、全編フランス制作という条件下でこれだけの高評価を得ている同作は稀有な成功例と見られています。
同作に関連したツイート件数は、映画の公開日である11月29日に一番の盛り上がりを見せ、その後も「こんなに成功した実写化なかなかないです」「トンデモ映画期待して行ったのにとんだ大当たりだよ!」とポジティブな意見が続々と投稿されています。
監督=主演に「マジモンの天才」の声
同作の監督兼主演を務めたフィリップ・ラショーさんは、8カ月のトレーニングとダイエットによって8kgの筋肉をつけ、アクションシーンや銃器の使い方なども学んで撮影に臨んだと言います(参考:ファミ通.comによるインタビュー)。
そのキャラクターの再現度の高さは公開前から注目されており、映画を鑑賞した人の中には「えっ監督って主演の人だったの」「マジモンの天才やでこの人」など驚きの声が挙がりました。
エンディングはやっぱりあの曲
シティーハンターと言えば、アニメ版エンディングで流れるTM NETWORKの名曲「Get Wild」。印象的なラストへの入り方が今でもファンの間で人気の高い同曲ですが、映画でもこの流れが再現されており、「Get Wildへの流れ、完璧!」「 洋画のスタッフロールにTM NETWORKの文字見るの感慨深い 」など、アニメ版での“お約束”を再現した点も高い満足度の要因の一つだと言えます。
さらに「ドラゴンボール」や「キャプテン翼」「らんま1/2」など他の日本アニメ作品へのオマージュも多くみられ、そうしたシーンに気が付いたファンをニヤリとさせているようです。
アニメ映画に引き続き実写化もヒット
今回の実写化に先がけて、2019年2月には新作劇場アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」が公開。興行収入15億円を突破するヒットとなりました。続く実写化も好評を得ていることで、2019年は「シティーハンター」ファンにとっては最高の一年になったと言えそうです。
そんな中、幻の「ジャッキーチェン版」について語る人もちらほら。実はシティーハンターの実写化はこれが2度目で、1993年にジャッキーチェンさん主演の映画が公開されていました。こちらのDVDも2019年11月2日にリリースされ、「ジャッキー版も見てくれよな!」「帰ったらジャッキー版を見よう」「ジャッキー版はジャッキーの映画だから良い」といった声も見られました。
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