それぞれに地理的あるいは文化的な特徴がある都道府県ですが、「あの都道府県はどこにあるんだっけ？」と思い出すのが難しくなってしまうこともあるのではないでしょうか。

　ねとらぼでは、2024年6月14日〜6月21日までの間、「日本地図のどこにあるか答えられない都道府県は？」というテーマでアンケートを実施。今回のアンケートでは計1066票の投票をいただきました。たくさんのご投票ありがとうございます！　それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

調査期間	2024年6月14日〜2024年6月21日
有効回答数	1066票
質問	日本地図のどこにあるか答えられない都道府県は？

「日本地図」のどこにあるか答えられない都道府県ランキング

第5位：佐賀県

　第5位は「佐賀県」でした。九州の北西部に位置し、東は福岡県、西は長崎県に接しています。2022年には武雄温泉と長崎を結ぶ西九州新幹線が開通し、交通の便も向上しました。古くから陶磁器の産地として知られる有田焼や伊万里焼など、伝統工芸の魅力も多くの人々を引きつけています。

　そんな佐賀県ですが、九州地方で最も面積が小さいことが、「場所が分かりにくい」と思う理由かもしれませんね。

第4位：島根県

　第4位は「島根県」でした。中国地方の北部に位置し、東側に鳥取県、南側に広島県、西側に山口県と接しています。県庁所在地は松江市で、全国的に有名な「出雲大社」や、国宝に指定されている「松江城」など、歴史や伝統が色濃く残る魅力的な県です。特に、出雲大社は縁結びの神様として広く知られ、全国から参拝者が訪れるスポットとなっています。

　そんな島根県ですが、隣接する鳥取県と混同されることも。地理的な近さだけでなく、人口も島根県が全国46位、鳥取県が47位と近い点が混同させる要因かもしれませんね。

第3位：鳥取県

　第3位は「鳥取県」でした。中国地方の北東部に位置し、県庁所在地は鳥取市です。西側は鳥取県、南側は岡山県と接しています。鳥取という名前の由来は、『古事記』に記された一節。当時、大和朝廷が諸国に鳥を捕らえさせ、税として納めさせたという記述があり、鳥取平野に住んでいた狩猟民族が「鳥取部」として大和朝廷に組み込まれたことから、現在の鳥取県の名称が生まれたとされています。

　そんな鳥取県は、西に位置する島根県と混同されることが多いようです。地理的な近さに加え、県名の1文字目が「鳥」と「島」という似た漢字であることが、両県の区別を難しく感じさせる要因かもしれませんね。

第2位：群馬県

　第2位は「群馬県」でした。関東の北西部に位置する県で、地図上では翼を広げた鶴が羽ばたいているような形に見えることで有名。草津温泉、伊香保温泉、四万温泉など温泉地が多い県として知られ、東京からの距離も近くアクセスも良好なので観光地として親しまれています。

　また、自然が多いエリアで赤城山や榛名山は、アウトドアレジャーも楽しめるスポットとして人気です。観光地として魅力的な群馬県ですが、関東地方は県が密集しているため、ハッキリと場所がわからない人が多いのかもしれません。

第1位：栃木県

　第1位には「栃木県」が選ばれました。関東地方北部に位置する県で、四方を群馬県、埼玉県、茨城県、福島県と接しています。さまざまな県に囲まれていることで、栃木県の位置があいまいになっている人が多いのかもしれません。

　そんな栃木県ですが、「日光東照宮」をはじめとする世界遺産「日光の社寺」などがあり、世界的な観光地として有名。宇都宮の餃子、佐野ラーメンなどのグルメも人気で、いちごの生産量が日本一の「いちご王国」としても知られています。

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