本日9月19日は「苗字の日」です。現在では苗字を名乗ることは当たり前のこととして浸透していますが、江戸時代までは庶民が苗字を公称することはできませんでした。その後、明治維新を経て成立した新政府(明治政府)が“四民平等の社会実現”を目指し、庶民が苗字を公称することを許可。これに合わせ1870年の今日、「平民苗字許可令」が発布されたことに由来するのが「苗字の日」です。
しかし平民苗字許可令が出たものの、当初は苗字の届出が円滑に進まなかったそう。届出を促進したかった明治政府は、1875年2月13日に改めて苗字の使用を義務づける「苗字必称義務令」を発布しました。そのため、2月13日は「名字の日(苗字制定記念日)」として別の記念日になっています。
今回は「苗字の日」を記念して、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、全国の男女を対象に「生まれ変わったらなりたい名字」というテーマで行ったアンケート結果を紹介します。
全国の人から「生まれ変わったらなりたい」と思われている名字は、なんだったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう!
調査概要
| アンケート実施日 | 2023年3月3日 |
|---|---|
| 調査対象 | 全国の男女 |
| 有効回答数 | 562票 |
【全国の男女が選ぶ】「生まれ変わったらなりたい名字」ランキング
第2位:佐藤
第2位は「佐藤」です。全国でもっとも人数が多い苗字で、「佐藤」さんは約183万人いると言われています。芸能人やスポーツ選手など有名人も多く、日本人ならばなじみが深い「佐藤」。平安時代に佐野で活躍し、平将門の乱を鎮めた「藤原秀郷公」の末裔であることを表すため、「佐野の藤原氏」から「佐藤」が誕生したという説が有力視されています。
そんな経緯から、佐野市では「佐藤さんゆかりの地 聖地化プロジェクト」を推進。2020年3月10日には、「佐藤の会」を発足するなど、さまざまな活動を行っています。
第1位:伊集院
第1位に選ばれたのは、「伊集院」でした。おなじみの「いじゅういん」の他に、「いしゅういん」と読む場合もあります。「伊集院」姓の著名人として、作家の「伊集院静」さんをはじめ、タレントの「伊集院光」さんなどが有名ですね。
珍しい名字で画数も多く、どこか優雅なイメージなので憧れている人も多いのではないでしょうか。関東地方や近畿地方、九州地方などで多くみられる名字で、現在の鹿児島県「薩摩国日置郡伊集院村」が起源といわれています。
ランキングの全順位は、以下からご覧ください!
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