ねとらぼでは、アンケートサイトの「ボイスノート」協力のもと、関東在住者を対象に「東京一工・早慶上理ICUの中で子どもを進学させたい大学」というテーマでアンケートを実施しました。

　国内の大学の中でも最難関として知られる大学群である「東京一工」は、東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学の頭文字をとった通称です。また、それに並ぶ私立大学群「早慶上理ICU」は、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・国際基督教大学（ICU）を指します。

　そんな優秀な学生たちが集まる大学の中で、「子どもを進学させたい」と関東在住の人たちから支持されたのはどの大学だったのでしょうか。それではさっそくランキングを見ていきましょう。

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調査概要

アンケート実施日	2023年10月5日
調査対象	関東地方在住の男女
有効回答数	789票

【関東在住者が選んだ】子どもを進学させたい「東京一工・早慶上理ICUの大学」ランキング

第5位：一橋大学

　第5位は得票率10.4%の「一橋大学」でした。東京都内に3つのキャンパスを構える大学で、キャッチフレーズである「キャプテンズ･オブ･インダストリー」のもと、国際的に通用する産業界のリーダーたる人材の育成を目指しています。

　国際教育を重視し、「Hitotsubashi University Global Education Program（HGP）」を実施。留学生と日本人学生両方を対象に学術的な英語による科目を提供しています。経営学・経済学・法学・政治学・社会学・日本学などさまざまな分野で英語を使用することで、実践的な学びを得ることができます。

第4位：早稲田大学

　第4位は得票率12.3%の「早稲田大学」でした。早稲田キャンパスを中心に首都圏に複数のキャンパスを展開。「学問の独立」を掲げており、「権力や時勢に左右されない、科学的な教育・研究」を行うことを目指しています。

　ネットワーク型の授業や全学オープン科目、他大学との単位互換など、バラエティ豊かな学びの場を提供。卒業生たちがリーダーとして活躍する機会も多く、2024年2月時点で1161社で早稲田大学の卒業生がCEOや代表取締役、会長となっています。

第3位：慶應義塾大学

　第3位は得票率12.4%の「慶應義塾大学」でした。東京都・神奈川県内に雰囲気の異なる6つのキャンパスを持っています。学生たちは、自分の通うキャンパス以外にも、履修した授業や課外活動の関係でほかのキャンパスを行き来します。

　長い歴史と伝統を持ちながら、慶應義塾大学AI・高度プログラミングコンソーシアムを設置するなど、時代に応じた教育にも積極的に取り組んでいます。4位に選ばれた早稲田大学と合わせて「私学の雄」といわれる知名度と教育水準の高さをつ慶應義塾大学に票が集まったのも納得ですよね。

第2位：京都大学

　第2位は得票率19.4%の「京都大学」でした。京都府内に3つのキャンパスを構える京都大学は、「自由の学風」を基本理念としています。

　日本人として初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹さんが京都大学の卒業生で、過去には同学にゆかりがある研究者11人がノーベル賞を受賞しています。また、京都大学発のベンチャー企業数は2023年時点で267社となっており、卒業後の活躍が目覚ましいことも考えると「子どもを進学させたい」と思う人が多いのも納得ですよね。

第1位：東京大学

　第1位は得票率23.1%の「東京大学」でした。東京大学は、「本郷地区キャンパス」「駒場地区キャンパス」「柏地区キャンパス」など合計5つのキャンパスを首都圏内に構えています。

　東京大学では学校教育の基礎として、リベラルアーツ教育を重視しています。多様な視点と柔軟な思考を持つ学生の育成を目的に、「南京大学フィールドワーク研修」「中国語サマースクール」「国連とインクルージョン」などさまざまな教育プログラムを設置。海外の大学や国際機関などとの交流を通じて、新たな国際連携教育モデルを提案しています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！