高い歌唱力と心に残る歌詞で多くの人々を引きつけるアーティスト「中島みゆき」さん。彼女の楽曲はさまざまな人生の瞬間や感情を映し出し、聞く人の心に響くものばかりです。作品は年代を超えて愛され、中島さんは日本の音楽界で揺るぎない地位を築いています。

　そこでねとらぼでは、2024年1月29日から2月5日にかけて「中島みゆきのシングル曲で好きなのは？」というアンケートを実施しました。

　アンケートでは計1207票の投票を頂きました。投票いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました！　それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

第5位：誕生

　第5位は「誕生」でした。1992年に発売された27作目のシングルで、中島みゆきの作品初の両A面シングルです。映画「奇跡の山 さよなら、名犬平治」の主題歌や、2004年に放送された水曜プレミア特別企画「つぐない」の主題歌としても使用されました。

　この世に生を受けた人すべてを祝福するバラードで、その愛に満ちた歌詞は、中学、高校の国語の教科書に採用されるほど。今なお高く評価される作品です。

第4位：銀の龍の背に乗って

　第4位は「銀の龍の背に乗って」でした。2003年に発売されたシングルで、勇気が湧いてくるような歌詞が特徴的です。本曲はドラマ「Dr.コトー診療所」シリーズの主題歌となり、2022年に公開された劇場版でも採用されました。2022年に発売された47枚目のシングル「俱（とも）に／銀の龍の背に乗って」にも収録されています。

第3位：糸

　第3位は「糸」でした。もともとは1992年に発表されたアルバム「EAST ASIA」に収録されていた楽曲で、1998年に「命の別名／糸」としてリリースされました。2004年に、音楽プロデューサーの小林武史さんとMr.Childrenの櫻井和寿さんを中心に結成された「Bank Band」がカバーするなど、多くのアーティストがカバーしている楽曲。2020年には同曲をモチーフにした映画も公開されました。

第2位：悪女

　第2位は「悪女」でした。1981年に発売された11作目のシングルで、中島さんの代表曲の一つといえるでしょう。恋人との関係に悩む女性の複雑な心情を描いた本曲。中島さんの楽曲には人間らしい複雑な苦悩や、時には自分を犠牲にするような愛が感じられるものも多く、そういった点も多くの人に愛されている理由なのかもしれません。

第1位：時代（1975年版）

　第1位は「時代（1975年版）」でした。中島さんの2作目のシングルとして1975年に発表された本曲。1988年にCDが再発売され、1993年にアルバム「時代-Time goes around-」でセルフリメイクされています。普遍的なメッセージを歌う中島さんの温かく力強い声が、聞く人に勇気と希望を与えるような名曲ではないでしょうか。

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