日本一の湖「琵琶湖」周辺の美しい自然に恵まれ、東西の交通の要として歴史的に重要な地域となってきた「滋賀県」。そのなかでも「彦根城」や「安土城」「延暦寺」などは特に日本史の重要な舞台と言えるでしょう。現在は観光名所となっている史跡も多く、国内外から多くの観光客が訪れています。

　そこでねとらぼ調査隊では、2024年1月19日から1月27日にかけて「滋賀県でイケてると思う街はどこ？」というアンケートを実施しました。

　アンケートでは計747票の投票をいただきました。投票いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました！　それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

調査期間	2024年1月19日～ 1月27日
有効回答数	747票
質問	「滋賀県」でイケてると思う街はどこ？

第5位：大津市

　第5位は「大津市」でした。滋賀県の県庁所在地である大津市は、京都駅まで約10分、大阪駅まで約40分と交通アクセスが良好な街。歴史的にも交通の要衝として発展しました。

　史跡が多い地域としても知られ、大津宮跡をはじめ天皇神社や西羅古墳、坂本城跡、新羅善神堂など歴史遺産が数多く残ります。歴史と自然、都市機能が融合する魅力ある街です。

第4位：近江八幡市

　第4位は「近江八幡市」でした。陸上と湖上の交通の要衝として栄え、安土桃山時代には織田信長の居城として安土城が築かれました。

　織田信長によって開かれた楽市楽座は、豊臣秀次の自由商業都市の思想に引き継がれ、近江商人の基礎を築いたといわれています。また、全国初の重要文化的景観に指定された、琵琶湖八景の一つ「水郷」も有名です。

第3位：草津市

　第3位は「草津市」でした。草津市は滋賀県の南東部に位置しており、琵琶湖に面した美しい景色が広がっています。琵琶湖畔ではドライブやキャンプ、BBQなども楽しめるとあって、レジャースポットとしても人気です。

　市内には商業施設や医療機関なども充実していることもあり、草津市は住みやすい街としても人気。人口が増加傾向で活気があり、今後も発展していくことが予想されています。

第2位：長浜市

　第2位は「長浜市」でした。琵琶湖の北東部に位置する長浜市は、たびたび日本の歴史上重要な戦いの舞台となってきました。現在の発展は特に浅井長政や豊臣秀吉などの影響が大きいとされており、「長浜城歴史博物館」などにその記録が残されています。

　奥琵琶湖の美しい自然の中で、アクティビティやトレッキング、キャンプなど豊富なレジャーが楽しめるのも長浜市の魅力。伝統文化や大自然を活かしたアウトドアなど、多岐にわたる魅力を持つエリアと言えるでしょう。

第1位：彦根市

　第1位は「彦根市」でした。交通の便がよく、琵琶湖東北部の中心都市として発展を続けている街です。国宝「彦根城」を中心とした江戸時代の風情が残る街並みが魅力で、重要文化財も点在しています。マスコットキャラクターの「ひこにゃん」でもおなじみの、人気観光スポットとなっています。

　また、第3次産業と製造業が盛んで、滋賀大学や滋賀県立大学などの教育機関も充実しています。中でも、「彦根仏壇」や「彦根バルブ」など、地域の産業も発展しています。

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