本日10月1日は「土地の日」です。1997年に国土庁（国土交通省の前身組織の1つ）が制定した記念日で「土」の字を分解すると、「十（10）」と「一（1）」に分かれることが由来。また、毎年10月は「土地月間」と定め、土地の有効活用、適正管理がされるよう、政府や関係団体が連携して広報活動等に取り組んでいます。

　今回は「土地の日」にあわせて、「【関西の女性に聞いた】『住みたい大阪市24区』ランキング」を紹介します。

　このランキングは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、関西在住の女性を対象に「住みたい大阪市24区」というテーマついてのアンケート調査をまとめたもの。関西の女性から「住みたい」と支持を集めたのは、大阪市のどの区だったのでしょうか。さっそく、ランキングを見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2024年2月8日
調査対象	関西地方在住の女性
有効回答数	181票

【関西の女性に聞いた】「住みたい大阪市24区」ランキング

第5位：天王寺区

　第5位は「天王寺区」でした。大阪市のほぼ中央に位置する天王寺区は、「四天王寺」など数々の寺社や名所のある歴史ある街です。一方、天王寺駅や大阪上本町駅といったターミナル駅を有し、高い交通利便性があります。

　天王寺駅周辺には、百貨店や商店街などが並び、阿倍野区とともに大阪有数の繁華街を形成。また、大阪上本町駅近辺は、同じく百貨店やショッピングビル、飲食店街とともに、伝統芸能に触れられる｢新歌舞伎座｣が所在するなど、文化的な環境のあるエリアとしても知られています。

第4位：阿倍野区

　第4位は「阿倍野区」でした。大阪市南部に位置する阿倍野区は、古くから交通の要衝として栄え、住宅地・商業地として発展してきました。同区のターミナル駅である大阪阿部野橋駅には、地上300メートルの複合商業施設「あべのハルカス」が直結し、大阪のランドマークとなっています。

　阿倍野の歴史は古く、区名の由来には諸説があり、現在最も有力とされているのは、古代にこの地を治めていた豪族「阿倍氏」から取ったとする説。地名の漢字は、古くから「阿倍野」「安倍野」「阿部野」などが使われてきましたが、1943年の阿倍野区の誕生の際に、現在の表記に決められました。

第3位：中央区

　第3位は「中央区」でした。大阪市中央区は、その名の通り大阪市街の中心部に位置する区。大阪城公園や道頓堀、心斎橋といった、大阪を代表する観光スポットが数多く存在するエリアです。また、大阪府庁も中央区にあり、行政の中心地としても重要な役割を果たしています。

　中央区は、大阪の「キタ」と「ミナミ」の双方へ容易にアクセスできる、交通の利便性も高いエリア。商業施設や飲食店も充実しており、日常生活に便利な環境が整っています。

第2位：北区

　第2位は「北区」でした。大阪市北区は、梅田駅や大阪駅など交通の要所が位置し、大阪最大級の繁華街である「キタ」があります。また、大阪駅を中心に、JR・阪神・阪急・Osaka Metroなどの駅が点在するなど交通アクセスは良好です。加えて、「阪急うめだ本店」や「阪神梅田本店」をはじめ、「大丸梅田店」「グランフロント大阪」など、多くの商業施設が所在しています。

　そんな同区では、バラ園などが楽しめる「中之島公園」や、大型遊具のある「扇町公園」など、広々とした公園も整備。また、2025年春ごろには、大阪駅地上部に、都市型ショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」も全面開業予定となっています。

第1位：淀川区

　第1位は「淀川区」でした。大阪市淀川区は、古くから交通の要衝として栄えてきたエリア。1964年の東海道新幹線開通による新大阪駅の設置や、近代的な都市づくりの推進により、発展してきました。鉄道は、JR・阪急・Osaka Metroに加え、山陽新幹線・東海道新幹線も通り、交通アクセスのよい街となっています。

　新大阪駅構内にある「エキマルシェ新大阪」には飲食店が多くあるほか、区内にはスーパーマーケットも点在。新大阪駅から大阪駅までは鉄道で約5分なので、買い物にも便利です。淀川の近くには「淀川河川公園」が広がり、バーベキューを楽しめるエリアもあります。

　ランキングの全順位は、以下からご覧ください！

第22位：平野区

第18位：大正区

第18位：東成区

第18位：生野区

第18位：東住吉区

第17位：西淀川区

第15位：此花区

第15位：住之江区

第14位：浪速区

第13位：住吉区

第10位：西区

第10位：城東区

第10位：都島区