リクルートが運営する観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」では、47都道府県別それぞれのご当地在住者と上京者を対象に、ご当地への愛着度などに関する調査を実施し、その結果をランキングとして発表しました。

　今回はその中からご当地県在住の人に聞いた「生活満足度」のランキングを紹介します。ご当地県在住の人うち、多くの人が「今の生活に満足している」と回答した都道府県はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

（出典元：じゃらんリサーチセンター「ご当地調査2024」ご当地在住者・上京者それぞれに聞いた【ご当地愛 都道府県ランキング】西日本エリアが上位に | 株式会社リクルート）

「生活満足度」の高い都道府県ランキング

第2位：石川県

　第2位には、2つの県が選ばれました。1つ目は「石川県」。「今の生活に満足している」に対して、26.1％の人が「そう思う」と回答しています。

　北陸地方中部に位置する石川県は、南西から北東に向かって細長い県土が特徴。海や山といった自然に恵まれ、日本有数の城下町として栄えた金沢も立地しています。また、押しずしや加賀棒茶、能登の塩といった地元ならではの食文化も豊かな地域となっています。

第2位：滋賀県

　2つ目の第2位は「滋賀県」でした。日本のほぼ中央に位置する滋賀県。県土の約6分の1を、日本最大の湖「琵琶湖」が占めています。東京・大阪・名古屋といった大都市の結節点ともなっており、交通の要衝としての役割を果たしています。

　琵琶湖は周囲を比叡山や鈴鹿山といった山々に囲まれており、大きなものだけでも120以上の川が流れ込んでいるそうです。そうした豊かな自然と、整備された鉄道や道路といった便利な環境のバランスが、滋賀県の特色の一つ。県内は琵琶湖を中心とした7つのエリアに分けられており、それぞれが個性豊かで魅力的です。

第1位：沖縄県

　第1位は「沖縄県」でした。「今の生活に満足している」という質問に対し、「そう思う」と回答した割合は29.9％となっています。

　日本本土と東南アジアとのほぼ中間、南西諸島の南半分に位置する沖縄県。大小さまざまな島から構成されており、有人離島の数は38にのぼります。年間を通じて暖かい「亜熱帯海洋性気候」で、年間平均気温は22.7℃。冬でも10℃を下回ることはほとんどないエリアです。豊かな食文化も特徴で、豚肉やゴーヤなどを使った「チャンプルー」や「沖縄そば」といったものがよく知られています。そうした特色が、生活満足度の高さにつながっているのかもしれませんね。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！