リクルートが運営する観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」は、ご当地への愛着度と理由、旅行への影響などについて調査を実施してオリジナルのランキングを発表しました。
このランキングは、47都道府県別それぞれのご当地在住者と上京者が対象。今回は、その中から上京者に聞いた首都圏への転出理由の中で、「都会に憧れていたので」という理由が多かった道府県のランキングを紹介します。なお、上京者とは、首都圏以外がご当地となる人で、現在は首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に住んでいる人を指します。果たして、どの道府県の人が都会に憧れて上京しているのでしょうか?
調査概要
| 調査期間 | スクリーニング調査: 2024年5月17日~5月29日 本調査:2024年6月10日~6月25日 |
|---|---|
| 調査対象 | 全国の20~69歳の男女 |
| 有効回答数 | 2万3425件 |
(出典元:じゃらんリサーチセンター「ご当地調査2024」ご当地在住者・上京者それぞれに聞いた【ご当地愛 都道府県ランキング】西日本エリアが上位に)
「都会に憧れていたから上京した」人が多い都道府県ランキング
第2位:鹿児島県
第2位は「鹿児島県」でした。日本本土の西南部に位置する県で、年間の平均気温が全国2位の暖かさであり、暮らしやすい温暖な気候が特徴的です。県内には温泉地が約100ヶ所あるといわれ、日本屈指の温泉県として有名。さつまいもやかごしま黒豚などのグルメを堪能できるほか、屋久島や奄美群島などの観光地もあることから高い人気をほこっています。
そんな鹿児島県ですが、転出が転入を上回る転出超過が増加中。特に10代から20代の県外への移動が目立っているとされています。
第1位:福井県
第1位は「福井県」でした。民間のシンクタンク「日本総合研究所」が独自に発表する「幸福度ランキング」で、6回連続総合1位を獲得している福井県。教育や子育てにも力を入れている県で、移住先としても注目を集めています。
豊かな自然と伝統文化が受け継がれている県で、アオリイカやカレイ、越前がになどおいしい海の幸が堪能できるのも魅力的。米どころとして日本酒も名産品で、グルメを楽しめる県として人気です。一方で先述の「幸福度ランキング」を監修した日本総合研究所の寺島実郎会長は同県の文化力の低さを指摘。都会に憧れる人が多い理由も、そうした課題が背景にあるのかもしれません。
ランキングの全順位は、以下からご覧ください!
第10位:鳥取県
第8位:大分県
第8位:山形県
第6位:静岡県
第6位: 富山県
第5位:香川県
第4位:沖縄県
第3位:山口県
第2位:鹿児島県
第1位:福井県
調査概要
| 調査期間 | スクリーニング調査: 2024年5月17日~5月29日 本調査:2024年6月10日~6月25日 |
|---|---|
| 調査対象 | 全国の20~69歳の男女 |
| 有効回答数 | 2万3425件 |
(出典元:じゃらんリサーチセンター「ご当地調査2024」ご当地在住者・上京者それぞれに聞いた【ご当地愛 都道府県ランキング】西日本エリアが上位に)
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